読み始めは、前作に続く物語なので、ちょっと停滞気味かな?と思ったのですが、冷凍睡眠から目覚めた世界では、いきなりスタートレックの世界観で、とてもスピード感のある戦艦物語。
 そして、これまで見たことのない戦闘が行われます。
 ネタバレもあるので、このくらいにしておきますが、途中経過で無駄な内容だと思われた全ての部分が、実はとても重要な事だったと、うまく継っていますので、途中も良く読んで理解しておく方が良いですね。
 そして物語の最後には、題名である「黒暗森林」という意味が理解できるでしょう。
 三体Ⅱで、なんだか完結しちゃった感じで終了されていますが、次回作の、「三体III 死神永生」にどういう形で繋がるのか?、どんな物語なのか?がとても楽しみです。
 また、敵である三体人が、どんな姿かたちをしているのかは、まだ見えていません。
 最後まで、そこはわからないままかも知れませんね。

 ちなみに、私は市の図書館所蔵の本を借りて読んでいます。
 まだ読んでいない方には、オススメです。