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香港の図書館が国家安全法に違反する本を撤去 [政治・時事]

WN ホームページより、一部を抜粋
https://world.news-us.org/politics/hongkong/202108080603002226

2021/08/09

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 香港の学校は夏休みの間に、香港の親中派メディアの標的となった書籍や台湾問題などを取り上げた書籍を撤去している。
 少なくとも1つの学校では既に台湾の蔡総統の伝記が撤去され、別の学校では共産主義者に敗北した国民党兵士の歴史的記録が撤去された。
 元法務省の検察官であるEric Yung Tat-yeungが共同出版した人権と法的保護に関する本も撤去された。
 ベテランの台湾金融ジャーナリストが選挙について書いた伝記も撤去された。台湾が自ら総統を選ぶ国との記述があるからだ。
 中国政府は台湾を国ではなく自治州とみなしている。
 香港から言論の自由が消えようとしている。
 中国政府が明確に禁じたわけではなく、香港人に取り締まりの恐怖感を与え自主的に撤去させようとしているのが一層恐ろしいし、こうして香港は中国共産党に忠誠心を誓うようになる、なんと巧妙なやり方であろうか。
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まるで、SF作家のレイ・ブラッドベリ作の、『華氏451度』だ。

レイ・ブラッドベリの作品.JPG

本の所持や読書が禁じられた、架空の社会における人間模様を描いた作品で、題名は、(本の素材である)紙が燃え始める温度(華氏451度≒摂氏233度)を意味している。
政府に雇われたファイアーマンが、密告により発覚した家に隠された書籍を火炎放射器で燃やしていしまうという、恐ろしい世界の話である。
私達の世界が、こうならないことを祈りたい。




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