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お気楽オーディオさん、高精度アンプの低音が出ない対策 [お気楽オーディオ・高精度アンプ]

 我が家のシステムに、新作した高精度アンプを2台使っていましたが、個人的な感想として、中低域が薄い感じがしていました。
 音色もちょっとカサついていて、潤いが感じられないので、とても残念に思っていました。
 入力のカップリングコンデンサの容量を増やしてみたり、アンプのゲインを上げたりしてみたのですが、どうも改善してくれません。
 
 回路図を見てみますと、入力部のカップリングコンデンサを挟むようにして、アース側へ接続される抵抗「R1,R2」が2つ並んでいるました。
 個人的ですが、この回路には最初から違和感が少しありました。
 抵抗2個の間にコンデンサが有って、分圧抵抗がきちんと機能するのだろうか?。

 通常の回路でいつも見ている回路にしてみようと考え、カップリングコンデンサの前に配置されているR1抵抗を外しました。
 結果、入力部のFET(2SK117)へ分圧される電圧が変わってしまうので、R2の抵抗を100KΩから50KΩに変更する事にしました。

オジリナル回路変更.JPG

 参考回路図: お気楽でないアンプ(http://www.easyaudiokit.com/kit-room2/materials/NotOkirakuPA/NotOkirakuPA.html

お気楽アンプ回路.JPG

 さて、改修後の試聴結果ですが、確実に良い方向に向かった様です。
 中低域が豊かに響く様になると同時に、唸るような超低音も出るように成りました。
 心なしか、音に潤いも出てきたように感じられます。(プラシボ効果?)
 次回、オシロスコープを使って100Hz以下の波形計測をし、前回の波形と比べてみようと思います。

 追記:2023年10月17日
 同時並行で、「お気楽でないPA」の製作も進めようと思います。
 必要な部品も基盤も殆どが手元にありますし、ケースは他のアンプを流用すれば良いし、僅かな部品を買い求めれば完成出来そうです。
 バイポーラトランジスタと、FETの音色の違いを試してみたいのです。
 FETの滑らかな高域を期待しています。


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高精度アンプはやっぱり低域が薄い様です [お気楽オーディオ・高精度アンプ]

 本日、アンプの入り口に途中にボリュームを入れてみたり、クロスオーバーの設定を変更したりして、試聴を繰り返しました。
 結果としては、やはり「お気楽オーディオ」さんの「高精度アンプ」は低域が薄いようです。

 http://www.easyaudiokit.com/bekkan/NewAmp/NewAmp.html

 なんだか、30cmのウーハーが鳴っているとは思えず、こじんまりとした音に感じます。
 ボーカルも少しギスギスしている様に感じます。

 最終的に、低域側のアンプを手持ちの「電流帰還アンプ」に入れ替えると、中低域がバランスよくて、低域がゆったり鳴って良い音に感じます。
 やはり電流帰還アンプ(お気楽でないPA)は別格なようです。

 http://www.easyaudiokit.com/kit-room2/materials/NotOkirakuPA/NotOkirakuPA.html

 とりあえず、高精度アンプがなぜこんなに低域が薄いのか、「LTSpice」で色々と設定を変えて調べてみようと思います。

 どうしても改善しない場合は、高精度アンプの電源部分だけ活かして、「高精度アンプ基盤」を「電流帰還アンプ(FET SEPP)基盤」に交換するのが良いかも知れません。

 一時は、新作スピーカーのバスレフダクトの設定を疑っていたのですが、とりあえずアンプ側で対応してから再度考えましょう。




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お気楽オーディオさんの高精度アンプ、低音が不足して聴こえますね。 [お気楽オーディオ・高精度アンプ]

 パークオーディオの2way スピーカーを鳴らしているときから感じていましたが、私の環境では、やはりこのアンプは低音が不足して聴こえます。
 どうも、NFBが強すぎて低音が締まりすぎて居るような感じで、詰まった音に感じます。
 試しに、増幅率を決めているR20抵抗を、390Ωから300Ω辺りに変更してみようと思います。
 
 現行: G=(R25+R20)/R20=(7500+390)/390= 20.23倍
 変更: G=(7500+300)/300= 26倍

R20抵抗.JPG

 2023/08/01 16:00 追記
 手持ちに300Ωは無かったのですが、330Ωがあったので交換してみました。
 結果は期待どおりで、低音の量が増加し、音の余韻も鮮やかになった感じがします。
 全体的には潤いも感じられる音になり、音量を上げるとうるさく感じていた事が嘘の様です。
 まあプラシ-ボ効果かもしれませんので、正確ではないですけど・・・。

 変更: G=(7500+330)/330= 24倍



 2023/08/03 20:40 追記

 アンプ入り口のカップリングコンデンサに、 手持ちのフィルムコンデンサーをパラで追加しました。
 現行「ERO MKP1840 10μF」+ 新規「ASC X335 400V DC 2.2μF 」となり、総合「12.2μF」にしています。
 低音が豊かに響きますし、残響もますます鮮やかになった気がします。



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高域のキツさ、乱れはスピーカーケーブルを交換したら解消しました。 [お気楽オーディオ・高精度アンプ]

 お気楽オーディオさんの高精度アンプで、バックロードホーンスピーカーを鳴らすと、とても制動が効き、それでいてドスの利いた低音を発する事ができるように変化しました。

 これまでのパワーアンプでは、どうしてもボーボーとした「ドラム缶の様なパイプ音」が付きまとっていました。
 対応として、ターキー後部の音の出口に厚手の布を仕込んだり、ユニット後方のバックチャンバーにウールを詰め込んだりしましたが、結局解消できずにいたのです。
 ところが、パワーアンプを交換しましたら、そんな症状は嘘のように無くなりました。
 想像でしか有りませんが、新作の「高精度アンプ」はとてもダンピンファクター値が高いのでしょう。
 「スピーカーの逆起電力を物ともせず、鳴らし切る力がある」、そう感じる音に変化したのです。

 話は飛んでしまいますが、バックロードホーンを沢山設計され有名な「故、長岡鉄男氏」の御用達パワーアンプは、日立製の「Lo-D HMA-9500mk2」だったそうです。

HMA9500.JPG

  参考:https://audio-heritage.jp/LO-D/amp/hma-9500.html

 当時としては、ダンピングファクターが高く、大型のトランスやΛコンデンサの搭載など、電源性能がずば抜けて高い機種がバックロードホーンを旨く鳴らすには必要だったのでしょう。
 私が使っている、ターキーもやはり「故、長岡鉄男氏」設計の「スワン」系列ですから、軟弱なアンプでは低域はボーボー音に成ってしまうようです。

最高の音質となりました.jpg

 先日の録音では高域の乱れが少し気になっていたのですが、スピーカーケーブルをスターカッドタイプの「CANARE ( カナレ ) / 4S8」に交換しましたら、この乱れは解消しました。

 これまで使っていたスピーカーケーブルは、海外製の導線がとても細い物を、沢山よってある物で、高域のキラキラ感が特徴でしたが、ちょっと行き過ぎていた訳です。

 「CANARE ( カナレ ) / 4S8」は自分からノイズを出しにくいそうです。

4SINKOUZOU.JPG

 結局、それは信号の乱れを発生させない事なのかもしれません。
 前にバスレフスピーカーに使っていたときは、特徴がないケーブルだと感じていましたが、これこそが正解だったんですね。

 ケーブル交換後.jpg



 今回も録音はデジカメで行いました。
 実際に耳で聞く音は、録音の音質よりもずっとダイナミック、しかも繊細です。
 これよりマルチアンプシステムに挑戦するのですが、これで満足してしまいそうです。


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高精度アンプ 一号機の改修が完了しました。 [お気楽オーディオ・高精度アンプ]

 性能的にはなんら変わらないと思いますが、主にはバインディングポストの交換と、位相保証のコイルの交換が完了しました。
 3階積み上げ構造と凝った作りにしたため、電源回路やスピーカー出力部へアクセスするためには、半分程度は分解せねばならないので、結構な手間がかかります。
 しかし、トランスや100v電源端子回路がアンプ基板から最も離れた最下層にあり、アースを取ったアルミパネルで囲まれているので、リーケージフラックスや電源ノイズの影響は最小と思われます。
 2階の電源基板のすぐ上にアンプ基板があって、結線は最短としていますが、基板間にアルミパネルで遮断された別室と成っていますので、同じ様にノイズの面では有利でしょう。
 今回は、高能率のウッドホーンを使う予定なので、S/Nは大切な項目です。

 半分解に伴い、ハーネスの結線レイアウトも、2号機よりバージョンアップした構造に変更しました。
 本日は時間が取れないので、明日の朝から機器内の清掃と、オシロスコープによる特性の確認を行う予定です。
 何も問題がなければ、いよいよ待望の新作2wayスピーカーを作動させることができます。

高精度アンプ_1号機最終形態006.jpg

高精度アンプ_1号機最終形態005.jpg

高精度アンプ_1号機最終形態004.jpg

高精度アンプ_1号機最終形態003.jpg

高精度アンプ_1号機最終形態002.jpg

高精度アンプ_1号機最終形態001.jpg


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バインディングポストをfostex製に交換しました。 [お気楽オーディオ・高精度アンプ]

 秋月電子で購入したバインディングポストですが、ケーブル交換時に緩んでターミナルが回ってしまう事象が発生しました。
 まあ、廻り止めが設けられていないために当初から懸念はしていました。
 ちょっと奮発して、一体型のFOSTEX製に交換しました。

akitukibaxindexinguposuto.JPG

Fostex スピーカーターミナル T150B.JPG

 FOSTEX製はむやみに高価だったのですが、仕様を見てみると導体部は一般的な真鍮製ではなく、高価な純銅製でした。
 
TA-MINARUHENKOU.jpg

 今回は使っていませんが、RCAソケットも色々と面白そうなものが有るようです。

RCAソケット.JPG

 何にしろ、信頼性や使いやすさが一番ですね。





 

 

 
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「お気楽オーディオキット資料館」様の写真館に掲載していただきました。 [お気楽オーディオ・高精度アンプ]

 良くできた「DAC」や「パワーアンプ」、「電子ボリューム」等の配布と充実したサポートを行ってくれる、「お気楽オーディオキット資料館」( http://www.easyaudiokit.com/ )様の、写真館に今回の高精度アンプを掲載していただきました。
 http://www.easyaudiokit.com/papers/page81/page81.html

高精度アンプ完成図.jpg

 他の方々の仕上がりがとてもキレイなので、ちょっと恥ずかしいです。

 今後も、色々なキットにチャレンジして、老後を豊かに過ごせたら良いです。
 何より、お金がかかりませんので、最高の趣味だと思っています。



 
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バッハの無伴奏チェロを空気録音してみました。 [お気楽オーディオ・高精度アンプ]

 低音再生能力がどの程度なのかを確認するために、無伴奏チェロ組曲を空気録音してみました。
 新作の高精度アンプと「ターキー FE138ES-R」バックロードホーンの組み合わせです。

 参考: https://archives.mijinko.jp/yatra/2008.1.html

 我が家で「ターキー FE138ES-R」を他のアンプを組み合わせると、低音の共鳴音が気になってしまうのですが、この新作アンプはダンピングファクター値が高いのか、制動がとても効いて歯切れ良い、それでいてグッと沈み込んだ低音が聴けるようです。

 実は隣室で嫁さんがミシンがけしていたので、ミシンの騒音がところどころに入っています。
 また近所で家の改修工事のために、足場を組む音(右側でハンマーを当てるチンチン音も入っています。
 
 ミーシャ・マイスキー (ゆっくり、たっぷり目の演奏ですね)

mi-syamaisuki.jpg



 同じcdを「タンノイⅢLZ」で空気録音されている方がいます。
 機器や環境はまるで違うのですが、どうしても比較してしまいますね。
 https://youtu.be/Wjns-frCagg



 ヨーヨーマ  (意外とあっさりめの演奏に感じます)

yo-yo-mabesuto.JPG



 いずれも、素晴らしい演奏に聴き惚れます。 
 ミーシャ・マイスキーの演奏は、現に触れる瞬間のタッチが明確でゴリゴリとした音が痛快です。
 ヨーヨーマさんの演奏は、タッチは柔らかいですが、奥は深い感じがします。

 演奏者の音色の違いがよく分かるのも、このアンプの良いところです。
 もう、手放せません。

 所で話は変わりますが、ユーチューブで流れている「J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲 第1番~プレリュード~/中木健二」さんの音色は素晴らしいですね。
 出だしの柔らかいタッチがたまらなく良いです。

 https://youtu.be/JcyAVHc9_WU

 CDも発売されているようです。
 https://www.amazon.co.jp/S-%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%8F-%E7%84%A1%E4%BC%B4%E5%A5%8F%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AD%E7%B5%84%E6%9B%B2-BWV-1007-12-%E5%85%A8%E6%9B%B2-%E4%B8%AD%E6%9C%A8%E5%81%A5%E4%BA%8C/dp/B01M0699VP

 NAKAMOTOKENJI.JPG


 

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デジタルカメラで、高精度アンプ+バックロードホーンの再生音を録音しました。 [お気楽オーディオ・高精度アンプ]

 半年ぶりに押入れから引っ張り出したバックロードホーンは、fostexのfe138es-Rを搭載した自作のターキーです。

DSC00225.JPG 

 このスピーカーは、ダンピングファクターの低いパワーアンプだと低音域が肥大してしまう傾向にあります。
 共鳴管らしいボーボーとした低音に鳴りがちですが、今回の高精度アンプは数値が高く制動力が有りそうなので、そこら辺を旨く鳴らしてくれそうです。
 そういう意味で、バックロードホーンとの相性は良いのではないか?と考えました。
 結果は果たして、非常に制動の効いた粘りつくようなうねる様な、ゴリゴリ、ムキムキの低音が痛快です。




 この楽曲は、竹内まりや氏の「Impressions」に収録されている「告白」ですが、元々ドンシャリの曲調です。
 低域もドスドス、グワングワンと勇ましくて、主題には合わないほどの粋の良い録音です。
 それにしても、デジタルカメラを机の上に設置して、カメラの内蔵マイクで動画として録音したせいなのかわかりませんが、高域の音声が飽和してキンキンに録画されました。
 実際に耳で聞く高域はこれほどではありませんが、やはりシャンシャンと耳障り。

 ターキーも1年ぶりに引っ張り出して鳴らしていますから、低音が出にくく成っていたかもしれません。
 もう少し時間をかけて鳴らし込んで、その上でホーンツイーターを外せば良い感じになるのかもしれません。

 カメラを置いているテーブル面の音の反射が悪さしているかもしれませんので、次回は撮影用スタンドでカメラを固定し、録音してみようと思います。

 2023年7月5日追記 ****************

 スピーカーはツイーターを外して、そしてカメラは机の上に布を掛けてその上に置いて録画してみました。



 少しは高域の出過ぎは解消されましたが、まだまだきついですね。
 現在のDACは、オペアンプMUSES8820を2段構成で使っています。
 VI変換と作動合成、そしてバッファーに全てこのオペアンプを使っていますが、癖が強調されているのかもしれません。
 最後のバッファーを、手持ちの「NJM5532DD」に変えてみると落ち着くかもしれませんが、ここまでですね。
 また、このスピーカーユニット「FE138 ES-R」は高域に強い癖を持っていることがすでに判っているので、それが原因かもしれません。

fe138rsr_Frequency Response.JPG

 逆に良い方に考えるとすれば、高域性能が突き抜けてフラトな新作アンプは、ユニットの癖をもちゃんと再生できるという事だろうと思います。

 これを解消するには、チャンネルデバイダーで高域の癖の帯域を取り除き、2WAY化するのがてっとりばやいでしょうけれども・・・。 
 fostexによる周波数特性図では、「2KHz」以上でかなり放射角度での特性が乱れています。
 つまり、「2KHz」以上は完全なピストンモーションではなく、分割振動による音声放射という事でしょうか。
 「2KHz」以上を別のユニットに持たせるにしても、そんなに低い所から使えるツイーターは無いでしょうね。
 ホーンドライバーでつなぐしか無いんですかね。

 まあ、2台目のパワーアンプの改修が完了すれば、新作2WAYスピーカーが使えるようにななりますし、色々と遊んでみるのも良いですね。
 まあ結果として新作の「お気楽オーディオさんの”高精度アンプ”」がとても素晴らしい性能を秘めていることが判明しました。
 これまで使っていた「お気楽オーディオさんの”お気楽でないパワーアンプ”」も、かなり評判は高かったのですが、バックロードホーンスピーカーに関しては、「お気楽オーディオさんの”高精度アンプ”」は、駆動力がとても高くて効果ありだと思いました。

 録画したカメラは、「サイバーショット DSC-HX99」です。
 内蔵のマイクなのに、中々に良い感じで録音できる事に驚き。
 スピーカーの実際の再生音は、もう少し角が無くてギスギスしていない様に聞こえます。

サイバーショット.JPG



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高精度アンプ 快調に動作しています。 その2 [お気楽オーディオ・高精度アンプ]

 10V(出力 12.5w)時で、矩形波で波形を観測してみました。

矩形波オシロスコープ測定画像.jpg

 高い周波数では、50khzまで電圧はフラットのようです。
 波形も、ノイズや歪等も観測されずとてもキレイです。
 50khzまでは立ち上がりも素晴らしい特性でとても満足です。

 これより低い周波数での測定は、DDS発振器の設定を誤ってしまい、出力電圧44V(240W出力)で計測してしまいました。
 100hzより低い周波数で少しづゝ波形がおかしくなっていますが、それでも予想を裏切る良い結果に満足しています。

出力240w時の矩形波オシロスコープ測定画像.jpg



 さて、明日からは1号機の配線レイアウトの変更と、電源基板の位相保証用コイルの交換を予定しています。
 これが完了すれば、いよいよ2wayスピーカーをデジタルチャンネルデバイダーで動かすことが可能になります。





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