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高精度アンプ 快調に動作しています。 その2 [お気楽オーディオ・高精度アンプ]

 10V(出力 12.5w)時で、矩形波で波形を観測してみました。

矩形波オシロスコープ測定画像.jpg

 高い周波数では、50khzまで電圧はフラットのようです。
 波形も、ノイズや歪等も観測されずとてもキレイです。
 50khzまでは立ち上がりも素晴らしい特性でとても満足です。

 これより低い周波数での測定は、DDS発振器の設定を誤ってしまい、出力電圧44V(240W出力)で計測してしまいました。
 100hzより低い周波数で少しづゝ波形がおかしくなっていますが、それでも予想を裏切る良い結果に満足しています。

出力240w時の矩形波オシロスコープ測定画像.jpg



 さて、明日からは1号機の配線レイアウトの変更と、電源基板の位相保証用コイルの交換を予定しています。
 これが完了すれば、いよいよ2wayスピーカーをデジタルチャンネルデバイダーで動かすことが可能になります。





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高精度アンプ 2号機は、快調に動作中。 [お気楽オーディオ・高精度アンプ]

 高精度アンプ 2号機は快調に動作し始めました。
 最初の電源投入時に、R側のパワトラ全てが異常加熱していたため発振を疑いましたが、良く調べてみると温度保証トランジスタの接続が逆になっていました。

温度保証TRが逆接続.JPG

 温度保証トランジスタの接続を正規に戻すと、無事に動作し始めました。
 制作に当たって、FETやトランジスタを綿密にペアリングした為か、温度ドリフトは皆無に近く、出力はとても安定しています。

 オシロスコープにて、8Ω負荷に対しサイン波を使って出力波形を観測しました。
 出力値は、8オーム負荷で約10vですから、「電力(W)=電圧(V)×電圧(V)÷抵抗(Ω)」に当てはめると、出力12.5w時の特性図となります。

サイン波オシロスコープ測定画像.jpg

 電圧値から、周波数特性図を作成しました。 

2号機周波数特性図.png

 そこそこのグラフとなりました。
 20khzまでは完全にフラットとなりました。
(10khz~20khz間が盛り上がって見えますが、これはexcelの補完が馬鹿だからで、実際はフラットです)
 「-3db」になるのは、150khzくらいでしょうか。
 低域の10hzが「-1.8db」ですから、とても優秀です。
 もう少し低い所を稼ぎたければ、更にコンデンサをパラで追加すれば良いですが、まあこのくらいが良いところでしょう。
 当初不満だった低域ですが、良い感じで締まりと量感がマッチしてきました。
 カップリングコンデンサで、簡単に低域の量感がコントロールできるのは、自作ならではです。
 組み合わせるスピーカーに寄っては、50hzくらいまではフラットにした方が良いかもしれません。

 出力波形にノイズや歪は全く無くて、キレイなサイン波となっています。
 実際の音質もダイナミックな中にも繊細さもありで、良い感じです。
 もう少し高域をのばしたければ、位相保証用のコンデンサをもう少し小さくすれば良いかもしれませんが、必要性は感じません。
 この特性図はスピーカーの位相補償回路を通った後の出力ですから、このアンプは結構高性能ではないかと感じています。

 参考までに、アキュフェーズの「P-300」と「A-35」のグラフを追加しておきます。
 アキュフェーズは流石にDCアンプなので、低域は思い切りよく低いところまで伸びていますね。

アキュフェーズp300.JPG

アキュフェーズa35.jpg

 アキュフェーズ「p-300」や「A-35」は、ちゃんと周波数特性図を公開してくれていましたが、最近のアンプはどうなんでしょう?。
 「サウンドデザイン」さんは、簡略してありますが公開されています。
 「DCPW-100」ですが、サイン波や矩形波データを見ると、高周波領域と言えるほどに高性能な様です。
 
SAUNNDODEZAIN.JPG

 https://audiodesign.co.jp/amp/old/DCPW-100

 このメーカーさんは地道に、回路や定数、配線の引き回しを検討しているそうですが、アマチュアっぽくて好きですね。


 


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高精度アンプ 2号機の組み立て終了 [お気楽オーディオ・高精度アンプ]

 組み立てが終わりました。
 途中、配線を間違ったりしましたが、なんとか気がついて修正しながらの完成です。
 明日は多忙なので、翌々日に見直しと清掃を行ってから電源を投入してみたいと思います。

 DSC00210.JPG

DSC00206.JPG

 ハラハラ、ドキドキですね。


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高精度アンプ 2号機を作り始めました。 [お気楽オーディオ・高精度アンプ]

 やっとこさ、弐号機の製作にとりかかりました。

 電源トランス部(最下層)
 壱号機との変更点
 ・ブレーカー内蔵電源スイッチ → トグルウイッチ+ ヒューズ
 ・電源ケーブルを、屋内配線様のVVFケーブル 使用
 ・スピーカーの「ON/OFF」スイッチ追加

 DSC00185.JPG

DSC00186.JPG

DSC00189.JPG


 電源基板(第二層)

 ・ケーブルの取り回しを一部変更
 ・位相補償用のコイルを一般的な構造に変更
 (手持ちの古いコイルを解いて自作し、エポキシ樹脂で固めて使用)

DSC00197.JPG
 
DSC00204.JPG
 

 まだまだ先は長い
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オーディオの価格が凄いことになっている [オーディオ]

 最近のオーディオの価格は購入の意欲さえ無くす程で、呆れて見る気もしなかったのですが、久しぶりにハイエンド機をネットで検索してみました。

 まず驚いたのは、「マジコ-M9」で、価格はなんと「1億2000万円」。

 マジコM9.jpg

 次はドイツ製品ですが、アヴァンギャルドのオールホーン・スピーカー「Avantgarde TRIO G3」+「Space Horn」。
 価格は・・・合計で「50,710,000円」にもなります。
 ●ホーン・スピーカーシステム:Avantgarde TRIOG3 ¥16,500,000(ペア、税込)
 ●アクティブ・バスホーンシステム:Space Horn Twin-Drive ¥15,400,000(ペア、税込)
 ●アクティブ・バスホーンシステム:Space Horn Single-Drive ¥12,100,000(ペア、税込)
 ●電流駆動パワーアンプモジュール:iTRON ¥6,050,000(ペア、税込)
 ●iTRON/外部パワーアンプ切替スイッチモジュール:AVG/AMP-SW ¥660,000(ペア、税込)

 Avantgarde TRIO G3.jpg

 そして歴史の長いJBL社製「Project EVEREST DD67000」、価格はペアで「¥ 8,800,000」です。
 前の2機種が余りに高いので、880万は安く感じますね。

Project EVEREST DD67000.jpg

 最後は、英B&W社製スピーカー「 Diamond 800 D3」。
 ペアの価格はピアノ・ブラック仕様が4,500,000円。

800シリーズDiamond.jpg

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 B&W社の「 Diamond 800 」は、ちょっとしたお金持ちが所有しているのを時々ネットで見かけます。
 
 大口径のダブルウーハーにこのサイズのエンクロージャーでは、低音を出すのは結構難しい?。
 どうもダブルウーハーはポートを使ったスーパーウーハーとして使っている様ですね。
 クロスオーバー周波数が「350Hz」と「4kHz」であることからも、そうなのでしょう。
 ワイドレンジのミッドユニットと、ダイアモンドツイーターの2ウエイ+スパーウーハー構成のスピーカーシステム。
 しかし、能率が90DBもあるのは立派ですね。
 スピーカーで珍しく高調波歪が表示されています。 
 何Wなのかは不明ですが、45Hz~100kHzで1%以下、80Hz~100kHzでは0.5%と素晴らしい特性らしいです。
 普通に売られている、真空管アンプより高調波歪が低いのは、単純にすごいですね。
 (一般的に真空管アンプの高調波歪は、1%~5%くらいはあります。)

SINNKUKHIZUMI.JPG

 このシリーズを、シニカルな見方で解説した動画がありますが、少し批判的すぎる気もしました。
 
 B&Wのスピーカーは世界最高峰なのか  https://youtu.be/PKdHAIu6ong

 この様な高価格帯で現実感のないオーディオ製品ですが、オーディオ愛好家にとっては夢でもあります。
 例え小型で高性能なオーディオで同じ音質が可能だったとしても、この様なオーディオを開発、販売することができる海外のメーカーは頑張っているな!と感じさせます。
 かつては日本のオーディオメーカーも同じ様に夢を追いかけていたのですが、今は発展途上国でも作れそうなミニコンポばかりです。
 これでは、技術も夢も日本は無くなりますね。
 最近は日本の半導体や家電、オーディオの売れ行きは最低レベルですが、こうなった最大の原因は、経営者が製品に対して夢をなくしたことだと思います。

日本の過去の高級スピーカー.jpg

 幸いにして、自動車業界は「モーターショーやルマン、F1」などで今でも夢を見させてくれます。
 コストや販売シェアばかりを目標にしていると、ユーザーが製品に夢を持てなくなってしまい、業界の没落が始まるのでしょう。

 https://www.tokyo-motorshow.com/press_release/20221118.html

1920px-2019_Honda_NSX_3.5_CAA-NC1_(20190722)_01.jpg
 
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陸自3人死傷 自衛官候補生「銃と弾薬を自分のものにしたかった」 [バカは死ななきゃ治らない]

 NHK
 https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230621/3000030016.html
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 実弾射撃の訓練中に隊員が小銃で銃撃され3人が死傷した事件で、逮捕された18歳の自衛官候補生が調べに対し、「銃と弾薬を自分のものにしたかった」。
 「銃と弾薬を持って外に出たかった。弾薬を奪うために邪魔な人を撃った」、一連の行為については「事件当日の射撃場に入るまでの間に思いついた」と供述した。

 特定の隊員への不満などは話しておらず、また、菊松1曹や八代3曹ら3人は訓練を除いてこの候補生に直接指導などを行う立場ではなかった。

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 良くわからない事件です。
 候補生は武器度弾薬を外に持ち出して、何をしたかったんでしょうか?。
 武器を奪うためには、関係者全員を殺してしまうつもりだったんでしょうか?。
 何か、先のことを何も考えず刹那的に犯罪を起こしてしまう、最近の若者の一連の行動と同じ行動と同じに見えてしまいます。
 我々の世代は、普通に自分の将来を常に考えて行動をしていたように思います。
 犯罪者だって善悪は別にして、衝動的な犯罪以外は、自分が捕まらないように事前に熟慮するのが普通でした。
 今の若者の心は、闇でしかありません。


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パトリオット開発者も驚くほど簡単に迎撃できる「無敵」のキンジャール、プーチンの「嘘」が明らかに [21世紀のホロコースト]

 ニューズウイーク
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/06/post-101934.php

 ロシアの極超音速ミサイル「キンジャール」は、ロシア政府流に言えば「無敵」の高性能ミサイルだ。
 だがアメリカ製の対空防衛システム「パトリオット」はこの2カ月の間に、13発のキンジャールをパトリオットで撃墜した。
 西側の兵器はウクライナ人を救い、ウクライナ人はロシアの神話を破壊している。

 米航空宇宙・防衛大手でパトリオットの製造元であるレイセオン・テクノロジーズは、「(パトリオットがキンジャールに対して)こんなに有効とは驚いた」と述べた。

 軍事評論家のデービッド・ハンブリングは本誌にこう述べた。
 「キンジャールがプーチンの言うように本当に極超音速ミサイルで、マッハ5を超える速度で複雑な軌道を飛べるミサイルであるなら、現行の防空システムで迎撃するのは非常に困難なはずだ」。

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 実は「キンジャールをウクライナ軍がパトリオットで迎撃している」との日本国内のニュースを聞いて、ちょっと驚いていた。
 プーチンによると、キンジャールは現行の迎撃システムでは、迎撃できないと言っていたはずなのに?。なぜ?。
 結局、ロシア初の軍事情報は多くが脅しやハッタリなのだと、理解した。
 
 北朝鮮のミサイルの根幹技術はすべてロシア製であるが、ミサイルは日本が導入している迎撃システムで対応できるのかも知れない。
 ただ、北朝鮮はロシアのように、核を使う行為を躊躇しないかも知れない。
 そういう意味では、ロシアや中国よりも危険な国であるのは間違いない。

 参考: https://www.mod.go.jp/j/surround/pdf/dprk_bm_2023.pdf


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「さよなら中国...」中国人学者が言えなかった、外国人が大量出国する「本当の理由」とは? [中国ウオッチング]

 ニューズウイーク
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/06/post-101927.php
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 中国で先進国出身の外国人居住者が急減している。
 2010~20年にフランス人在住者は40%減。アメリカ人は23%減った。

 中国の総人口に外国人住民が占める割合は0.05%未満(韓国は約4%で、日本は約2%)。
 当局の管理体制が強化され、今では友人宅に1泊するだけでも、警察への届け出を怠ってはならない。
 ネット検閲もこれまで以上に浸透している。

 おすすめ動画
 https://youtu.be/W8palAi_ies

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 この手の動画は、ユーチューブには沢山アップされている。
 試しに、「中国 尾行」で検索すると、ものすごい量が表示される。
 中国国内だけでなく、中国国外でも秘密警察が監視を行っている。
 日本にも、当然ながら中国の秘密警察が活動を行っている。

 https://youtu.be/jmTkvbeWEWg


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面白そうな、レコードプレイヤーが発売されていますね [オーディオ]

 いかにも趣味好きな人が買いそうなプレイヤーが、audio-technicaから発売されていました。

 ベルトドライブターンテーブル AT-LP2022希望小売価格 ¥176,000(税込)

 しかも、この低価格で限定生産。

hosiiプレイヤー02.JPG


 hosiiプレイヤー.JPG

 https://www.audio-technica.co.jp/product/AT-LP2022?gclid=Cj0KCQjw1rqkBhCTARIsAAHz7K20Fb33wZoZTBTv4gfOVLLoZiba_GRO_0TcJWCGdAjL61huSCQt7HcaAqKuEALw_wcB#

 参考動画: https://youtu.be/bjeQxdeOL7Q
 
 ほしいけど、すでに我が家にはテクニクスがあるので、買えない。
 やっぱりオーディオはタイミングだね。

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教官に叱られたと自衛官候補生 小銃発射、事件前のトラブル捜査 [バカは死ななきゃ治らない]

 東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/256721
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 殺人未遂容疑で現行犯逮捕された自衛官候補生の男(18)が死亡した52歳の教官に叱られたという趣旨の供述をしていることが14日、捜査関係者への取材で分かった。
 もう1人の死亡した25歳隊員を狙ったわけではなく、発射を妨げようとしたから撃ったという。

 dメニュー ニュース
 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20230614k0000m040364000c
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 逮捕された自衛官候補生(18)は、子どもの頃から自衛官に憧れていた。
 「自衛隊に入って寮で暮らしたいと言っていた。戦車が好きだったようで、知識は豊富だった」

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 典型的な、「頭ででっかち」の若者ですね。
 親や学校などで育つ中で、叱られたことがなく、もちろん叩かれたことも無かったのだろう。
 アニメ「機動戦士ガンダム」の中で、それまで甘やかされて育った主人公のアムロが叫んだ、「親にだって叩かれたことがないのに」のシーンが思い出されます。

 親父にだってぶたれたことがないのに.JPG

 最近は、社会的に教育現場では体罰を厳しく禁止しています。
 体罰を少しでも行った教師は、下手をすればクビになる事もあります。
 PTAやモンスターペアレンツ、そして人権団体は「子供でも、話せばわかる」と言いますが、そんな教育が今回の事件発生のベースにある気がします。

 今の陰湿なイジメ行為も、そんな理論だけに支えられた教育が生み出した弊害とも言えます。
 我々の世代では、学校での体罰は普通の風景でした。
 体罰を親に告げ口すると、逆に「先生の言うことに従わないお前が悪い」と、逆に親から叱られました。
 そういう環境の中で、社会の仕組みを理解して育ったのです。
 先生方も体罰を心得ており、行き過ぎた行為や陰湿な叱責、イジメなどはありませんでした。
 今でも、体罰を受けた先生を尊敬し、感謝しています。

 行き過ぎた体罰は、もちろんいけませんが、少しくらいは許してもいいのではないか?、常々そう思います。
 社会に出たら、喧嘩やイジメ、納得の行かない事なんて普通にあります。
 いじめに対する耐性や、人の殴り方、殴られ方もしらない大人が増えているので、簡単に人を殺してしまう現実があるのでしょう。
 
 話を戻しますが、殺された52歳教官や25歳の自衛官を育てるには、それこそ沢山の税金が投入されている訳です。
 そういう意味でも国に大きな痛手を与えたのですが、この18歳の候補生は、ちゃんと税金を収めた事はないでしょうから、日本国にはマイナスな存在でしかない。
 我々の血税をドブに捨てる行為を行った、憎き餓鬼野郎です。

 容疑者(犯人)は、自衛隊に相当に憧れていたらしいけれど、表面しか見ていなかったのでしょう。
 多分、戦闘ゲームなどに没頭して、自分はヒーローだったのでしょうね。
 自衛隊が華々しく戦う姿だけに憧れ、その裏にある人間の泥臭い活動を全く理解していなかった。
 激高して人殺しを行った彼は、自分の人生も彼の家族の人生もドブに捨ててしまったのです。
 バカは死ななければ治らないのですね。
 
 気の毒なのは、殺された方々とその家族の悲しみ、無念です。
 犯人には、それなりの厳しい罰を受けてほしいですね。
 できれば、死刑を望みます。




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