mRNAワクチンにより、ヒトの遺伝子に変化がおこる可能性はない。

コビナビホームページより
https://covnavi.jp/563/

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　質問
　mRNA（メッセンジャーRNA）ワクチンによりヒトの遺伝子（細胞内の染色体）に変化がおこる可能性はありますか？。

　解説
　もともとヒトの細胞の中にはたくさんのmRNAがあり、これが私たちの遺伝情報がしまってある「核」の中には入ってこられないようにする仕組みがあります。
　ワクチンを使ってmRNAを注射しても、基本的にヒトの遺伝子（染色体・DNA）がある細胞の核の中に入り込むことはできません。
　ヒトの細胞にはRNAをDNAに変換（逆転写という）したり、そのDNAを組み込んだりするための酵素（インテグラーゼという）がないため、ヒトの遺伝子（染色体）に変化を起こすことはありません。



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遺伝学電子博物館ホームページより
https://www.nig.ac.jp/museum/dataroom/translation/01_introduction/index.html

mRNA とその他のタンパク質

　生命現象の中で重要な働きをするタンパク質の設計図はDNAにありますが、直接DNAからタンパク質を合成することはできません。
　DNA上の情報は、いったんメッセンジャーRNA(mRNA)に転写され、翻訳という過程を経てアミノ酸がたくさん連なったタンパク質を合成します。
　翻訳で重要な働きをするのがリボソームとトランスファーRNA(tRNA)です。

　リボソームはmRNAをくわえ込み、 アミノ酸の運び屋であるtRNAは、その中でmRNAのコドンを認識します。
　リボソームの酵素作用によって隣り合ったアミノ酸がペプチド結合をし、ペプチド、さらにはタンパク質となります。



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ワクチン接種に対し、自分の遺伝子を書き換えるなどのデマが流布され、それを信じてしまう人が意外と多いようです。
専門的なホームページや、ＮＨＫスペシャル等の特集番組等で、mRNAワクチンの事や働き等が紹介されていますので、そちらを見て自分で判断したほうが良いと思います。
くだらないデマに惑わされて、大変な自体に自分を追い込まない様に、自分の身は自分で守ってください。
特に若いお父さんやお母さんは、子供や家族の命を守るため、デマに惑わされないようにしてください。