アナログレコードをハイレゾでデジタル録音

　私が２０代の頃は、レコードをカセットテープにダビングして自分チョイスの曲をまとめて、車の中で聴くのが流行っていました。
　その頃の私が、1978年頃に買った丸山圭子さんのアルバム「黄昏メモリィ」を、デジタル録音してみました。
　　当時、有線のリクエスト数が多くて、その為にしょっちゅうBGMとして、あちこちの喫茶店等で流れていた「どうぞこのまま」と言う曲が収録されたアルバムです。
　今聴いても雰囲気バツグンで、素晴らしい曲！です。
　もちろん、24Bit／192ｋｈｚの設定ですが、残念ながら私の自家用車のオーディオ装置は、４４．１ｋｈｚしか対応していないので、ダウンサンプリングは必要です。
　とりあえず家庭用オーディオセットで聴いてみようと思い、録音しました。



　Ｂ面の２曲めの最後に、若干プチプチノイズが入りましたが、なんとか満足できるレベルで録音できました。
　ADCの癖や、録音装置内臓のオペアンプの音質で、レコード再生時と少しは違いが出ると思われますが、概ね満足な音質となりました。
　流石に古い録音なので、周波数レンジは結構広いのですが、低域周りの締まりや音像定位、音の出方の塊感は、現代の音源とは比べるべくもなくレベルが低いです。
　古い録音なので、あまりそういう事は意識しないで、ゆったりと聴くのが良いみたい。

　手持ちのすべてのレコードの録音を終わらせるには、相当な時間がかかりそうですが、それも楽しみの一つですので、一つ一つ手掛けていきましょう。

　私のハイレゾ録音機器はここに記事があります。
　https://penguin-village.blog.ss-blog.jp/2021-06-25