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イーロン・マスクのスペースX、宇宙で毎週1600件のニアミス事故 [雑談]

ニューズウイーク日本語版より
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/08/x1600.php

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 イーロン・マスク氏のスペースX社で、「スターリンク計画」と呼ばれる野心的なプロジェクトが進行している。
 敷設ケーブルに頼らず、衛星経由でインターネット網を提供、アラスカなどの極地も含めた広い地域に、安価で高速な通信回線をもたらすとしている。
 同社はこれまでにおよそ1700基のスターリンク衛星を打ち上げてきたが、米CNBCの報道によると、今後高度340キロから614キロまでの軌道上に、実に2万9988基を投入する計画だ。
 大量の衛星投入によって事故のリスクは着実に増大している。
 その代償は将来、同社にとって想定外に高くつくかもしれない。

 スターリング画像.JPG

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国立天文台HPより
 通信衛星群による天文観測への悪影響についての懸念表明

 世界の天文学者から成る国際組織・国際天文学連合は、スターリンク等の巨大衛星群による天文観測への懸念を表明する声明を6月3日に発表しました。
 この声明では、可視光線における観測への影響だけではなく、衛星と地上とを結ぶ無線通信による電波天文観測への懸念も表明しています。
 国立天文台は、すばる望遠鏡やアルマ望遠鏡等の研究施設を建設・運用し、数々の先端的研究成果を挙げてきました。
 宇宙、そして星空は全人類の宝です。人類がこの宇宙をよりよく知るためには、様々な波長において「空」がきれいに見える状態を維持することが必要です。
 このため国立天文台は、国際天文学連合や世界の天文研究機関と足並みをそろえ、関連衛星事業者の方々と協力して解決策を図っていくことが重要であると考えています。

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 またまたお騒がせで困ったちゃんの、イーロン・マスク氏です。
 今の時代は彼にとって、イケイケ状態なんですね。
 理論的に、静止衛星は赤道上空でしか運用できないので、衛星を使った通信では、地球の局では運用できないんですね。
 しかし、いくらなんでも数が多すぎ、もっと少ない衛星では不可能な技術なんだろうかと、彼の言う事に疑問を持ちますね。
 国立天文台だけでなく、世界中の天文学者や科学者から、かなりのブーイングが出ています。
 この計画が、はやく破綻する事を願います。
 既に地上ではインターネットの基地局は充分で、アラスカや極等でどれくらいの人の為に、こんな事をやるのか?その必要があるのか?宇宙の独り占めではないか?、疑問と同時に、少し怒りが湧いてきます。

 既に地球の上空には、過去に相当な数の衛生が打ち上げられ、軌道は過密状態です。
 他の衛星との衝突事故が起きなければ良いんですが、まだ、国際的な決まり等が無いのですかねぇ・・。



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