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「バイアグラの服用者はアルツハイマー病の発症リスクが69%低い」との研究結果 [サイエンス]

 ニューズウイーク 日本語ホームページより
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/12/69-4.php
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バイアグラの通販.JPG

 勃起不全治療薬「バイアグラ」や肺動脈性高血圧治療薬「レバチオ」の商品名でも知られる治療薬「シルデナフィル」がアルツハイマー病の予防や治療に役立つ可能性があることが明らかとなった。

 アルツハイマー病は、脳内で産生されるベータアミロイドとタウタンパクが関与していると考えられている。
「研究チームは、ベータアミロイドとタウタンパクの中間表現型が交差する分子ネットワークを標的とした薬剤が、アルツハイマー病の治療薬として有望なのではないか」との仮説のもと、アルツハイマー病の発症を左右する可能性のある遺伝的要因を演算手法によってマッピングし、アメリカ食品医薬品局(FDA)がすでに承認している1600以上の医薬品からベータアミロイドとタウタンパクの両方を標的とするものを探した。その結果、最も有望な候補として「シルデナフィル」が導き出された。

 米国の患者723万人の医療費請求データをもとに「シルデナフィル」の服用者と非服用者を比較し、「シルデナフィル」とアルツハイマー病の発症との関係を調べ結果、服用者は追跡調査から6年後にアルツハイマー病を発症する可能性が69%低かった。

 「シルデナフィル」のアルツハイマー病への効果を解明するべく、幹細胞を用いてアルツハイマー病患者由来の脳細胞モデルを作製した。
 このモデルでは、「シルデナフィル」が脳細胞の成長を促進し、タウタンパクの過剰リン酸化を減少させることが示された。

 研究チームでは、今後、臨床試験などを通じてその因果関係を究明し、「シルデナフィル」のアルツハイマー病患者への臨床的効果を立証する方針。
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 何かと話題になりやすい薬のバイアグラ。
 元々は、循環器系の薬だったのですが、勃起不全治療薬として有名ですね。
 男根の海綿体の血行を促進して、勃起を促進すると聞いていますが、アルツハイマーに効果がある様です。
 しかし、アルツハイマーは中高齢者が多いはずですが、特に老人の方々がずっと勃起しているってのも、ちょっと怖い気がします。

 余談ですが、最近はバイアグラってアマゾンでも買えるんですね。
 聞く話によると、心臓などに障害のある方がバイアグラを服用すると、急激な血圧低下で死に至ることもあると聞きました。
 ネットで検索すると、電話での問診で処方箋と薬を郵送してくれるところもあるようです。
 まあ、まだ私には必要ないですけどね。







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