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“白いダイヤ”南米でリチウム争奪戦激化 中国も本格参入 [電気自動車の闇]

 NHKニュースウエッブ
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221004/k10013846841000.html
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 EV・電気自動車やスマートフォンなどバッテリーの原料となる「リチウム」。
 世界各国が脱炭素化・カーボンニュートラルの実現を目指す中、その需要は高まり、価格も上昇し続けています。

 南米大陸の高原地帯に集中して存在することが推定され、日本企業が先行して開発を続けてきましたが、ここにきて中国企業が参入し、激しい争奪戦が起きています。

 生産量の国別の内訳は、▽オーストラリアが5万5000トンで最も多く、次いで▽チリの2万6000トン、▽中国が1万4000トン、▽アルゼンチンが6200トンなどとなっています。

 12年前の開発開始当時、1トンあたり日本円で70万円ほどだったリチウムの価格は、現在はその10倍以上、およそ1000万円で取り引きされているということです。

 EV・電気自動車への転換で世界をリードする中国は、爆発的なリチウムの需要を満たすため、南米を有力な進出先の1つにしています。

リチュウム輸出先.JPG

 開発現場近くに住む人たちに話を聞いてみると、大量の地下水をくみ上げることで、自分たちの生活用水にも影響が出るのではないかと心配しています。

 塩湖の観光ガイド ネルダ・ラマスさん談
 「この塩湖はわたしたちが先祖代々受け継いできた土地です。
 私たちの文化や歴史、生活の一部です。
 リチウムの開発によって、大切な水が失われ、環境に悪影響が出るおそれもあります」。
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 世界は、温暖化対策として電気自動車を主軸としているように思いますが、新たな環境破壊や、電気エネルギーの不足、充電設備などいろいろな問題が山積みです。
 日本では、現在の恐ろしく少ない電気自動車シェアでも、既に充電待ちや設備の不足などにより、電気自動車は忌避されつつあります。
 事実トヨタや日産製の大型電気自動車は、殆ど売れていないそうです。
 価格も恐ろしく高いですから、たとえ補助金が有っても、不便な自家用車を買う人は少ないでしょうね。
 「日産サクラ」の様に、近距離の奥様専用で自宅充電しかしないと言う、偏った市場でしか普及しないでしょう。
 ユーザーは主に自意識過剰な意識高い系が中心です。
 まあ私なら不便な電気自動車より、普通に「ホンダN-BOX」や「ダイハツタント」を買うでしょうね。
 奥様の使い方なら、給油は2月に一度で済み、毎日充電する手間もありません。
 最大走行距離も余裕を考えると、僅か120㎞~130㎞ですから、ちょっとした遠出もできない車なんて欲しくありません。
 「日産サクラ」だって、国の補助金がなければ競争力は無くて、税金ドバドバの国家財政破綻への最終兵器かと思っちゃいます。
 日本の使い方であれば、軽ガソリン車を軽電機自動車に変えても、温暖化にはほとんど貢献しないでしょう。






 

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