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温暖化対策で注目のCO2回収テクノロジー「DAC」 世界最大規模のプラントが続々と稼働 [電気自動車の闇]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/03/dac.php
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 大気中のCO2を直接吸収する新しい技術「ダイレクト・エア・キャプチャー(DAC)」を使ってCO2削減を実践する専門企業が徐々に増えている。
 DACは、大気からCO2を回収しCO2フリーの(またはCO2を極力減らした)空気を放出する。
 集めたCO2は合成燃料や炭酸飲料に利用したり、CO2を地中深くに埋め、数年で石化させるという方法も実用化されている。

 日本でも政府がDACを支援している。
 将来、DACは、太陽光発電のように一般の人たちにも馴染みがあるように変わっていくのだろう。

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 参考:エンジン車でも脱炭素?グリーンな液体燃料「合成燃料」
 https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/gosei_nenryo.html

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 リチウムイオン電池を他の媒体とエネルギー密度で比較すると、液体燃料とは比較できないほど低いレベルでしかありません。
 重量や体積に比して、あまりに少ないエネルギーしか蓄えることができないのです。
 電気自動車の場合は、減速時にある程度のエネルギーを回収できるので、航続距離を伸ばすことが出来ています。
 しかし航空機は、エネルギー回収ができない上に重量がかさむので、どんなに電池が高性能になっても限界があり、飛行させることができません。

 太陽光発電等の自然エネルギーを使って、空気中から集めた二酸化炭素と水素を合成する技術は、基礎的には完成しているため、コストなどの問題を解消することができれば、現行のインフラをなんら変えることもなしで、温暖化防止を達成することが可能になるでしょう。
 わざわざ苦労して、効率の悪い電池へのエネルギー転換を行う必要はないのです。

 近年は、核融合発電が話題になっていますが、これとて、新たに膨大な熱を発生させて発電するのだから、温暖化ガスは削減できても、温暖化は進むのではないでしょうか。
 
 
 
 


 
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