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「南進」を始めた中国の隠せない野心──本格的な海外基地の展開をにらむ...長期戦略をひもとく [中国ウオッチング]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/03/post-101064.php
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 太平洋の小さな島国「バヌアツ」が、アメリカの同盟国であるオーストラリアと安全保障協定を結んだ。
 協定が調印された12月13日から3日間、中国大使館など3カ所でイベントを主催し、中国が援助やインフラ整備でこの地域に広く関与していることや、バヌアツと40年にわたり外交関係を築いてきたことを強調した。

 ソロモン諸島は自国領内に中国の軍事基地が置かれることはないとしているが、中国はソロモン諸島と安全保障協定を締結したことを認めている。
 
 カンボジアと中国が密約を結び、中国海軍がカンボジアのリアム海軍基地を使用できることになった。
 昨年6月には両国の代表が出席して、リアム海軍基地の拡張工事の着工式が大々的に行われた。
 工事を手がけるのは中国企業で、中国の大型軍艦が入港できるように浚渫工事が始まった。

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 詳しい内容は、ニューズウイーク日本語版で読んでいただきたい。

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 中国は金に物を言わせて、周辺国を取り込もうとしている。
 その資金には、アメリカやEU、日本等との貿易で稼いだ金が使われている。
 アメリカを始めとする西側は、文句を言いながらもその裏で安全保障を金と引き換えにしている。
 ロシアの天然ガスと引き換えに、核ミサイルや戦闘機の開発を許したことと同じ構図である。
 それは仕方のないことで、今後の世界は、資源と人口を持つ国が世界を牛耳ることになるだろう。

 実は今朝方、「日本共産党」の宣伝車が、次の選挙に向けて広報活動にやってきた。
 そして、「現政権は軍拡を目指していて危険である」と、日本は被爆国であるが、このまま米国に追従すると中国やロシアとの戦争になり、また核ミサイルが日本に落とされることになると脅しともとれる内容を訴えていた。

 現政権が軍事費を増やさざるを得ない状況に追い込んでいるのは、「日本共産党」とイデオロギーを同じとする「中国共産党」の軍拡である。
 特に核ミサイルについては、ウクライナ進行前まで、ロシアを含めて欧米諸侯は「核軍縮条約」等を締結し、長距離核ミサイルの数を減らしてきた。

 参考:https://www.recna.nagasaki-u.ac.jp/recna/faqs/npt1

 しかし中国は、核ミサイルを今後も増やすとしており、また北朝鮮のミサイル開発もあり、対応として日本政府は軍事費の拡大をせざるをえないのである。

 参考: 米国防総省 “中国の核弾頭 2035年までに約1500発” 報告書
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221130/k10013907681000.html

 やはり「日本共産党」は「中国共産党」と足並みを揃えており、日本の専制国家化を望んだ動きをしているとしか思えない危険な政党である事は明らかだ。
 現在幸いなことに、日本の共産党員は数を減らし続けている。
 今の状況では、日本の共産主義化は絶対に有り得ないが、日本の政治に影響を及ぼすことは大いに有るえる為、今後も動向に十分注意し、「日本共産党」の主張に騙されないことが大切だ。

日本共産党の動向.JPG

 参考: https://www.npa.go.jp/hakusyo/r03/honbun/html/x5534000.html
 



 
 

 
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