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メルセデス「2030年完全EV化」撤回、新規エンジン開発中 [電気自動車の闇]

 日経クロステック
 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/08950/
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 ドイツの「メルセデス・ベンツ グループ」は、2030年までに「新車販売の全てを電気自動車にする計画」を撤回した。
 2030年代もエンジンを搭載した電動車を販売する。
 各地域の排ガス規制に対応するため、新しいエンジンも開発している。

 メルセデスは欧米の自動車メーカーの中でも特にEVに傾倒してきたとされる1社だが、次世代車向けのプラットフォームはEV専用ではなく、エンジンの存続を見越したものを用意している。
 EVへの採用を主軸に据えながらエンジン搭載車にも対応できる「小・中型車向けのプラットフォーム」を準備中だ。

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 「トヨタつぶし」が失敗した途端に、戦略を変更してきましたね。

 得意だったクリーンディーゼルでアジア(トヨタ車)の輸出車両を禁止しようとしていたが、ディーゼルゲート事件(https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00311/00003/)で失敗してしまった。
 その為、急遽EV戦略で日本車潰し(主にトヨタ車)を狙って、メディアや政治まで巻き込んで我武者羅に進めてきましたが、ここに来て中国BYD車の電気自動車が登場、参入してきました。
 現状も未来永劫、ヨーロッパ車ではBYD車に対抗できない事が明らかに成った途端の方針転換です。

 相変わらずの、勝手なルール変更というちゃぶ台がえし。
 EUは温暖化防止なんてどうでも良いと考えている事は明白。
 今のウクライナ侵攻も、ドイツがロシアと協力してヨーロッパのエネルギーを独り占めしようとした結果とも言えるのです。
 米国に言わせると、「安全保障は米国に依存し、経済はロシアや中国に依存するコウモリ国家」です。
 しかし当のドイツ人はそう思っては居ません。

NORUDOSUTORI-MU.JPG

 ******* ウィキペディアより ***********
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0

ノルドストリームプロジェクトは、欧州におけるロシアの影響力を強めるという懸念や、中・東欧諸国の既存パイプラインの使用料が連鎖的に削減されるという理由から、米国やウクライナ、中・東欧諸国から猛烈な反対を受けていた。

 米国はドイツを含む北大西洋条約機構加盟国に対するロシア政府の影響力を強めかねないと懸念していた。
 2018年7月11日、ドナルド・トランプ大統領は、北大西洋条約機構事務総長との朝食会の場でノルドストリーム2計画について触れ、「アメリカがドイツを守るために数十億ドルも払っているというのに、ドイツはロシアに(ガス代として)数十億ドルを支払っている」と批判した。
 アンゲラ・メルケル首相は、ドイツは独立して決断を下しているとして米国の批判に反論。

 2019年以降、アメリカ国会および国防省はノルドストリーム2に関与する事業体が米国の制裁の対象になると警告し、直ちにパイプラインの建設作業をやめるべきだと表明した。

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 フォーサイトより
 https://www.fsight.jp/articles/-/49317
 独ショルツ首相が向かう「メルケルの来た道」





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