母乳や血液から「プラスチック」検出…地球規模に広がる汚染 [環境破壊]
国連環境計画(UNEP)が昨年5月に出した報告書「Turning off the Tap(蛇口を閉める)」によると、プラスチックの需要は1950年代から急増し、近年は年間生産量4億3000万トンのうち3分の2以上が使い捨て製品だった。
ごみの量も年々増え、2020年に使い捨てプラスチックのうち約1億700万トンは管理が不十分で環境中に流出していた。
直径5ミリ未満の微小なマイクロプラスチックは、海洋中の生き物が誤って食べて体内に取り込むほか、最近の調査では人の母乳や血液からも見つかった。
ペットボトルから自動車用部品まで用途が幅広いプラスチックは原料や構造もさまざまで、環境や健康への影響などはほんの一部しか解明されていない。
未知の被害を防ぐためにも実効性のある対策が強く求められる。
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今の多くの日本人は環境汚染を良くないことだと思っているようだ。
しかし、このような環境汚染に関するニュースには、あまり感心をもたないと思う。
一時の流行の様な、スーパーのレジ袋の廃止や樹脂製ストローの廃止には積極的だが、それを行うことで、自分たちは十分に環境汚染対策を行っていると思い込んでしまっている。
しかし、わたしたちの周りをみまわすと、想像できないくらいプラスチックまみれだ。
着るものも化学繊維だし、建築素材も、食器や自動車も、赤ちゃんに母乳を飲ませるボトルまで全てプラスチックだ。
そんな中で生活していて、レジ袋の廃止や樹脂製ストローの廃止がどれほどの環境汚染対策になると思っているのだろう。
まさに、日本人は一億総おバカさんなのだろう。
しかし、現代を支えるプラスチックを今更全て廃止する事はどう考えても不可能だ。
マイクロプラスチックを分解する菌類やバクテリア類が生まれてくるまでは、地球中にマイクプラスチックは増えていくのだろう。
では、どうすれば良いのだろうか?。
ずばり、世界中でプラスチックの不法投棄を止める事が最も重要だと思う。
まず、国際機関で不法投棄をもっと厳しく取り締まる必要がある。
それらには、レジ袋やペットボトル等のプラスチック製品も対象とすれば良い。
罰則や罰金、国際的な罰則も有っても良いと思う。
温暖化同様に、国際社会はもっと感心を持つべきなのだ。
そして、我々一般市民はどうすれば良いのだろうか?
まずは、できるだけペットボトル等の不要なプラスチック製品は使わない事が大事だ。
最近は、持ち歩きのステンレス製ボトルを良く見かけるように成ったが、日本中にはペットボトルの自動販売機が溢れている。
自動販売機のそばに備えられているゴミ箱にきちんと捨てれば、日本でのペットボトルの再利用率は80%と高いらしいので問題は少ないだろうが、マナーを無視して未だにポイ捨てする輩も居る事も事実だ。
やはり、ゴミを捨てることに対して、マナーを守ることが一番大切だと言うことなのだろう。
プラごみは決められた日時、場所でちゃんと捨てる。
これだけで、そうとうの量のマイクロプラスチックの拡散を防げると思う。
日本はとてもきれいで、ゴミに対するマナーがちゃんとしていると、日本人は思い込んでいる。
だが、日本が生み出したプラスチックごみは、世界に輸出され、世界各地を汚してきたことを、日本人は知らないのだ。
参考:撤去費用4000万円 中国輸入禁止で放置された廃プラの山
https://mainichi.jp/articles/20220318/k00/00m/040/233000c
参考:プラスチックの焼却による有害物質の発生。
https://www.pwmi.jp/plastics-recycle20091119/waste_plastics5/
参考:日本のペットボトルはちゃんとリサイクルできているの?
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/z1304_00220.html
日本の家庭から排出されるゴミの約6割(容積比)を占めるのが、ペットボトルを含む容器包装で、このリサイクルを上手く回していくことは循環型社会を実現していく上でとても大事です。日本のペットボトルリサイクルは先進的で、リサイクル率は8割以上と、約4割の欧州や2割弱の米国と比べ、はるかに高い世界最高水準を達成しています。
参考:ペットボトルの素朴な疑問を解説!
https://taiwa.nies.go.jp/colum/petbottlefuta.html
ごみの量も年々増え、2020年に使い捨てプラスチックのうち約1億700万トンは管理が不十分で環境中に流出していた。
直径5ミリ未満の微小なマイクロプラスチックは、海洋中の生き物が誤って食べて体内に取り込むほか、最近の調査では人の母乳や血液からも見つかった。
ペットボトルから自動車用部品まで用途が幅広いプラスチックは原料や構造もさまざまで、環境や健康への影響などはほんの一部しか解明されていない。
未知の被害を防ぐためにも実効性のある対策が強く求められる。
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今の多くの日本人は環境汚染を良くないことだと思っているようだ。
しかし、このような環境汚染に関するニュースには、あまり感心をもたないと思う。
一時の流行の様な、スーパーのレジ袋の廃止や樹脂製ストローの廃止には積極的だが、それを行うことで、自分たちは十分に環境汚染対策を行っていると思い込んでしまっている。
しかし、わたしたちの周りをみまわすと、想像できないくらいプラスチックまみれだ。
着るものも化学繊維だし、建築素材も、食器や自動車も、赤ちゃんに母乳を飲ませるボトルまで全てプラスチックだ。
そんな中で生活していて、レジ袋の廃止や樹脂製ストローの廃止がどれほどの環境汚染対策になると思っているのだろう。
まさに、日本人は一億総おバカさんなのだろう。
しかし、現代を支えるプラスチックを今更全て廃止する事はどう考えても不可能だ。
マイクロプラスチックを分解する菌類やバクテリア類が生まれてくるまでは、地球中にマイクプラスチックは増えていくのだろう。
では、どうすれば良いのだろうか?。
ずばり、世界中でプラスチックの不法投棄を止める事が最も重要だと思う。
まず、国際機関で不法投棄をもっと厳しく取り締まる必要がある。
それらには、レジ袋やペットボトル等のプラスチック製品も対象とすれば良い。
罰則や罰金、国際的な罰則も有っても良いと思う。
温暖化同様に、国際社会はもっと感心を持つべきなのだ。
そして、我々一般市民はどうすれば良いのだろうか?
まずは、できるだけペットボトル等の不要なプラスチック製品は使わない事が大事だ。
最近は、持ち歩きのステンレス製ボトルを良く見かけるように成ったが、日本中にはペットボトルの自動販売機が溢れている。
自動販売機のそばに備えられているゴミ箱にきちんと捨てれば、日本でのペットボトルの再利用率は80%と高いらしいので問題は少ないだろうが、マナーを無視して未だにポイ捨てする輩も居る事も事実だ。
やはり、ゴミを捨てることに対して、マナーを守ることが一番大切だと言うことなのだろう。
プラごみは決められた日時、場所でちゃんと捨てる。
これだけで、そうとうの量のマイクロプラスチックの拡散を防げると思う。
日本はとてもきれいで、ゴミに対するマナーがちゃんとしていると、日本人は思い込んでいる。
だが、日本が生み出したプラスチックごみは、世界に輸出され、世界各地を汚してきたことを、日本人は知らないのだ。
参考:撤去費用4000万円 中国輸入禁止で放置された廃プラの山
https://mainichi.jp/articles/20220318/k00/00m/040/233000c
参考:プラスチックの焼却による有害物質の発生。
https://www.pwmi.jp/plastics-recycle20091119/waste_plastics5/
参考:日本のペットボトルはちゃんとリサイクルできているの?
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/z1304_00220.html
日本の家庭から排出されるゴミの約6割(容積比)を占めるのが、ペットボトルを含む容器包装で、このリサイクルを上手く回していくことは循環型社会を実現していく上でとても大事です。日本のペットボトルリサイクルは先進的で、リサイクル率は8割以上と、約4割の欧州や2割弱の米国と比べ、はるかに高い世界最高水準を達成しています。
参考:ペットボトルの素朴な疑問を解説!
https://taiwa.nies.go.jp/colum/petbottlefuta.html
2024-04-18 09:14
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