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私の買ったモカ・マタリは不味い [珈琲自宅焙煎]

カフェプロを買ったときに、まず自宅焙煎で飲んでみたかったのが、このモカ・マタリでした。
以前にAmazonの「bears」て出店者から買ったモカ・マタリが、とても甘い香りと軽い酸味でとても美味しかったのです。
早速モカ・マタリの生豆を買って、通常は浅煎りですので「ミィディアムロースト」してみたのですが、とてもエグい酸っぱみで飲めたもんではありません。
香りもあまり感じませんでした。
何故?勝手に想像するに、ダイニチで販売しているカフェプロ用生豆より、水分を多く含んでいるのかもしれません。
その分に内部の温度が上がらず、中心部が生焼け状態ではないのか?
元々が酸味が特徴のモカ・マタリですので、それが冗長されてしまった?
そこで今回は、まずしっかりとハンドピックを行いました。

モカマタリ_ハンドピック.jpg

そして焙煎機に投入する豆の重量を計測し、しっかりと120gにしました。

モカマタリ_カップ2杯の重量.jpg

※添付の写真は計量カップ2杯の、実際の重量です、ここからきっかり120gになるように、調整して豆をカフェプロに投入
そして焙煎レベルを「ハイロースト」としました。

モカマタリ_ハイロースト設定.jpg

結果はいかに?
写真でみると判りますが、不具合豆がまだ沢山有るようです。
貝殻豆や虫食い豆、焙煎したら見かけ上は発見できませんが、カビ豆も有ったかもしれません。
これでNo-9(最上級)なのかなぁ?

モカマタリ_ハイロースト完了.jpg

さてさて試飲ですが、やはりこの豆の渋ったさは消えることは無い様です。
モカ・マタリ No9 ですから、もっと爽やかな酸味と香りを期待していましたが、残念です。
焙煎後の豆を見てみると、粗悪な豆が結構散見されます。(写真)
白っぽい豆などは、渋みの原因らしいので、もう一度ハンドピックを行って、最後に試飲してみましょう。
ただ、これまで焙煎を行った他の豆よりも沢山のチャフが発生しますし、それが少し赤みががっていたりします。
イエメンの豆はナチュラル製法なので、パーチメント(渋皮)の周りの「ミューシレージ」と呼ばれる部分の除去工程がありません。(ミューシレージは元々赤い色をしています)
ミューシレージは糖分がペクチンに変化したものらしく、酸味が有るらしいのですが、今回の豆のそれは酸化が進んで渋くなったのかもしれません。
ペクチンは果物に多く含まれ、軽い酸味や独特の香りとなるらしいのですが、私が買った豆は当たりが悪かった様です。(古い生豆?)
そういえば、珈琲焙煎の本を読んだときに、ネットで買うときは生産年がしっかり表示された物を買え!ってアドバイスがありましたが、粗悪な豆を売ってる店も多いのかもしれません。
以前、どこかのカフェハウスで「モカ・マタリはとても不味い」ってメニューにわざわざ書いてある店がネットに出ていました。
今回のことで、その店長の思いをなんとなく納得してしまいました。

これからどうしよう??
  ① どの焙煎レベルまで深くすると、渋みは消えるのか試してみる。
  ② このモカ・マタリを美味しく飲む事をきっぱりと諦め、捨ててしまう。

私は②番に決めました。
なんだか、勝利の確率のない挑戦よりか、他の生豆に希望をもった方が、きっと楽しいでしょう。




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