横浜市長選、山中氏の当選確実 菅首相支援の小此木氏及ばず

ニューズウイーク日本語版より
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/08/post-96956.php

　任期満了に伴う横浜市長選が22日行われ、NHKや共同通信などによると、横浜市立大元教授の山中竹春氏（立憲民主党・共産党などが推薦）が当選を確実にした。
　新型コロナウイルス対策が最大の争点となったこの選挙で、菅義偉首相が支援した元衆院議員・小此木八郎氏（元国家公安委員長）は十分な支持を集めることができなかった。

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　個人的にはあまり歓迎できない選挙結果でした。
　実は山中氏は医師ではなく、臨床研究等の統計処理の専門家であって、コロナ医療あるいは感染症の専門家でもない。
　いつもの通り、立憲民主お得意のイメージ戦略が功を奏し、新型コロナ感染急拡大による自民党・菅政権への「逆風」が、そのまま山中氏への「追い風」につながったのだ。
　これについては、医師でも医学者でもない、医療に関する「統計」の専門家なのに、選挙公報で「コロナの専門家」と記載していることについて、虚偽事項公表罪（公選法２３５条１項）に該当するのではないかとの指摘がある。

コロナ専門家と嘘をついた山中氏



　また、Youtubeで流された音声データに見られる、パワハラ発言なども、大きな問題と思っている。
　コロナ対策には、新型コロナウイルス感染症対策分科会長である「尾身茂」さんがしっかりと対策を行っており、山中さんの様な、偽コロナ担当者がしゃしゃり出てきたり、立憲民主党が余計な口出しをする事で、コロナ対策に混乱をもたらすのではないか？と懸念している。
　これまで政府や、新型コロナウイルス感染症対策分科会は、迷いながらもしっかりとした対策を打ってきており、一部の日本国民の無知による批判や評価は不当と思っている。