レアアースや太陽光パネルの中国依存解消へ＝イエレン米財務長官

　ブルームバーグ日本語サイト
　https://jp.reuters.com/article/usa-treasury-china-idJPKBN2OT0HB
***************************
　 イエレン米財務長官は１８日、レアアース（希土類）、太陽光パネル、その他の重要品目について中国への「過度な依存」を解消し、中国が米国への供給停止に動くことを防ぐと語った。

　米国はサプライチェーンの多様化に向け信頼できる貿易相手国への依存を高める。それがインフレの抑制、中国の「不公正な貿易慣行」に対抗することにもつながると訴える。

　中国はかつて日本などの国への供給を止めたり、オーストラリアやリトアニアにはそれ以外の方法で圧力をかけている。

**************************
　やはり資源国には勝てないという事です。

　特に中国やロシア、オーストラリア、アフリカ諸国は貴重な資源に恵まれており、彼らが技術力も持ってしまったら、どんなに頑張っても製品の価格で勝てないのは当たり前。
　海外から資源を輸入し、加工して製品化し輸出している国は、どうしても製品価格では太刀打ちできない。
　だから、日本の電気製品は中国に負けてしまう訳です。
　ご丁寧に、日本やドイツは中国に技術を売り渡してしまった。
　経済のグローバル化により、金のある中国は、技術を持つ海外企業を買ってしまえば、簡単に技術を手に入れることが出来るわけです。
　技術はあるが金と経営者の人材に恵まれない日本企業は、格好の餌食です。
　特に東芝などがターゲットとなるし、東芝の経営者も日本の政治家もそんな意識は全くなくて、目の前の金に目がくらんでいる。
　
　米国はちゃんと国家の危機管理が出来ているから、こんな発想ができる。
　平和ボケのバカばっかりの日本人は、どうしようもないんですよ。