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イギリスの家庭用電気・ガス料金、10月に80%引き上げ 標準世帯で年間57万円に [政治・時事]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2022/08/108057.php
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 英ガス電力市場監督局(Ofgem)は26日、家庭の電気・ガス料金が10月から80%引き上げられ、標準世帯で年額3549ポンド(573,518円)になると表明した。

 エネルギー価格の高騰により英国のインフレ率は40年ぶりの高水準に達し、イングランド銀行(中央銀行)は長期のリセッション(景気後退)について警告している。

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 ヨーロッパはガスの依存度が高いし、日本の様にコタツの様な局所的な暖房器具はなく、建物全体を温める建物なのでこうなるんでしょうか。
 日本では、ガス代っておよそ¥5000/月位です。 
 電気代がおよそ10000円/月としても、総エネルギー代は15000円くらいですから、年間で180000万円くらいですね。

平均ガス代.JPG

 エネルギー代は一世帯当たりで考えて、日本の2.5倍くらいなのですね。

 振り返って日本でも、間違いなく今後はますますエネルギー価格は上昇し、電気料金も同時に値上がりするでしょう。
 電気自動車は排出ガスを出さないなんて思っている人が多いですが、発電所でたくさん化石燃料を燃焼させた電力で走らせていて、何がエコなのでしょう。
 結局、電気の使用量を上昇させる為、ますます化石燃料を燃やさねばならず、CO2排出は相変わらずです。
 それより個別住宅をお持ちなら、贅沢して電気自動車を購入する金で軽自動車を買って、残りの金でソーラーパネルを自宅に設置した方がはるかにエコだとは思いませんか?。
 ソーラー発電は間違いなく、CO2排出量を減らすことが出来ます。
 そもそも、日本人の自動車の年間走行距離ってそんなに多くないので、電気自動車って意味がないんです。
 ヨーロッパ諸国は電気料金が高騰している状況にたまらず、電気自動車へのシフトはそのうちに止めるでしょう。
 補助金等で国がどう横車をころがそうとしても、ユーザーがどう判断するかですね。
 はっきり言って、バッテリー製造コストや廃棄の問題、走行可能距離や充電時間の改善は簡単に解消できそうも有りません。
 ヨーロッパの自動車の使用状況から考えて、ハイブリッド車の方がはるかに現実的でよい選択なのに、欧州の自動車メーカーが日本車に勝てないので、政治的に電気自動車に無理やりシフトしようとしているだけですから、そのうちにつぶれるでしょう。
 やっぱりトヨタの言うように、全方面から自動車の技術開発を続けることが、一番大事なのです。
 電気自動車って既に枯れた技術なので、ヨーロッパメーカーなどがどんなに頑張っても、今後の資源国が作る安い電気自動車には、コストで勝てません。
 長い間培ってきたガソリン車の技術を簡単に捨てようとするのは、どうかなと思いますね。



 

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