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「このままでは大惨事になりかねない」ゴルバチョフ氏(91)が生前、JNNの取材に訴えていた警鐘 [21世紀のホロコースト]

 TBSニュース
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/138863?display=1
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 私は、ペレストロイカが歴史的に正しかったと確信しています。
 私たちは正しい方向に進んでいました。

 ペレストロイカには1つの「ライトモティーフ(=オペラなどで繰り返される主題・動機)」があったからです。
 これはすべての段階において、一貫して、我々の「模索」を導く“赤い糸”でした。
 ペレストロイカは国民に向けられたものでした。
 その目的は、国民を解放し、自らの運命と自らの国の「主役」に据えることでした。
 ですから、ペレストロイカは大規模な人道的プロジェクトでした。何世紀にもわたって、国民が専制国家、全体主義国家に従属していた中で、それは過去との決別であり、未来への突破口でした。
 これは現代にもつながるペレストロイカの真理です。
 異なる方法をとれば国が行き詰まることになりかねません。

 私を批判する人や、時代の本質を理解していない人は、ソ連崩壊がペレストロイカの最終的な結果だと、今も主張し続けていますが、決してそうではありません。
 ペレストロイカは大きな成果を収めました。
 冷戦の終結、核武装解除に関する前例のない合意、さらに言論の自由、集会、宗教、国を離れる自由、政権選択が可能な選挙、複数政党制など、国民が獲得した権利と自由です。
 最も重要なことは、改革が後戻りできないところまで進めることができたということです。

 しかしながら、現在においても、定期的な政権交代や、国民が政府の決定プロセスに関わることができる体制づくりは整っておらず、改革の当初の目標はまだ実現していません。
 私はこれまで、時には厳しく批判的に、時には前向きに評価しながら、ペレストロイカの理想と価値観を持ち続けることを求めてきました。
 それが道しるべであり、それなしでは迷いかねません。

****************: 全文ではない ****************

 プーチンとは真逆の人ですね。
 とても賢く、勇敢で、力のある人だったのでしょう。
 つい先日のTVドキュメンタリー番組で、生前のインタビュービデオが放映されていました。
 ゴルバチョフが言うには、「ロシアで真の共産主義指導者は、自分しかいない」と話していました。
 若い頃から筋金入りの共産主義信奉者で、死ぬまでそれは変わらなかったそうです。
 彼が共産党書記長になった時、全ての共産党の記録を見ることが出来る立場になったそうです。
 その記録には、レーニンやスターリン等のその時々の政治家がおこなった、政敵に対するおぞましい殺戮行為が記録されており、そして彼はすべてを知ったそうです。
 ものすごい数の、殺人者リストを発見した時、彼のレーニンやスターリンに対する考え方は変化したのでしょう。

 彼が書記長の立場を退いたとき、彼の財産はたった一つのアパートだったでそうです。
 その時に彼がソビエト連邦から解放した国々の元首から、今の住まいに彼が死ぬまで滞在できる事を約束されたそうです。


 今のプーチン率いるロシアは、過去のソビエト連邦時代に戻りたいと思っている様です。
 プーチンは沢山の殺戮行為を行った過去の偽共産主義者と同じ立場になりたいらしい。
 しかし21世紀は20世紀とは違い、おぞましい情報を隠すことはできません。
 プーチン率いるロシアの未来は、闇に包まれるでしょう。


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