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東電、家庭向け規制料金の値上げ検討 23年春にも [政治・時事]

 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC010L80R01C22A1000000/
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 発電に使う液化天然ガス(LNG)や石炭の輸入費が高騰し、東電の一部契約は電力の調達コストが供給価格を上回る状況となっている。
 東電は法人向け料金についても23年4月以降に現行料金と比べて12~14%引き上げる方針を公表済み。


 参考: Jパワーが一転最高益に、23年3月期最終 豪子会社上向く
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC313WY0R31C22A0000000/

 Jパワーは31日、2023年3月期の連結純利益が前期比55%増の1080億円になる見通しだと発表した。
 従来の減益予想(4%減の670億円)を大きく上回り、2年連続で最高益を更新する。
 資源高で、オーストラリア子会社が権益を持つ炭鉱から出る石炭の販売益が想定を上回った。
 火力発電に使う燃料費の増加は価格転嫁で補う。

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 昨年からの自宅の電気料金を集計してみました。
 既に新規契約できない「電化上手」という、夜間電力の料金設定が安く、昼間が高い契約になっており、夜間蓄熱暖房やエコキュートがある我が家にはお得な契約です。
 しかしながら東京電力は近年、時間別にKW単価の設定を再調整し始めており、また燃料調整金等も加わり、夜間電力の低価格メリットは低くなりつつあります。
 また、ソーラーパネル発電を既に20年程継続して行っているのですが、夜間料金が上昇した場合には、昼間の発電電力を有効活用したほうが、トータルで電気料金は安くなる可能性があるのではと、最近考え始めています。

 今の料金の上昇度合いを、夜間料金、昼間料金、ピーク料金で一覧表からグラフ化してみました。

東京電力単価2022_10.jpg

グラフ東京電力KW当たりの料金.jpg

 燃料費と再エネ発電賦課金が上昇しているため、夜間料金は2年間で倍の単価に成っています。
 昼間とピーク時間帯の料金も、1.5倍の単価になったようです。
 その上で今後は、ガス料金や灯油の価格もどんどん上がっていく事が予想されます。
 我が家は、既に定年退職しており、コロナ禍も有ってほとんど一日を自宅で過ごしています。
 昼間の冷房や暖房など、光熱費の上昇は死活問題です。

 オール電化により、灯油暖房費や炊事・風呂焚きのガス料金もないので、光熱費は電気代が全てになります。
 ガスの基本料金(管理費含む¥2000)も不要なので、その分でも相当お得です。)

 今後高騰するであろう電気料金が心配ですが、関東地区は晴天率が高いのでソーラーパネル発電のおかげで、電気料金が下がり、かなり助かっています。

 参考:晴天時の一日の消費電力「2022年10月31日)

晴天時の一日の消費電力10月31.jpg


 寒い夜の寝室は、布団一枚とオイルヒーターを使って温々と寝ています。
 昼間は、蓄熱暖房とエアコン、特に寒いときには炬燵も併用していますが、それ程電気料金はかかっていません。
 もちろん、毎日熱々の風呂にも入ります。

  余剰電力はもちろん売電していますが、ソーラー設置後既に20年近く経っていますので、東電の買い取り単価は8.5円/KWです。
 単月の買い取り料金は¥2000くらいにしか成りませが、少しでも光熱費が下がるのはとても助かります。

 温暖化防止の観点からも、これからは売電目的ではなく、自宅で使うことを前提にソーラーパネルを設置する事をお勧めします。




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