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ロシアが米軍も止められない極超音速ミサイルをベラルーシに配備 [21世紀のホロコースト]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/11/post-100021.php
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 イギリス国防省は11月1日、ロシア製のキルジョイ(キンジャール)空中発射弾道ミサイルがベラルーシのマチュリシ飛行場に保管されているという見解を発表した。
 キルジョイ・ミサイルは核弾頭の搭載が可能で、航行速度は時速約1万4500キロに達する。

 極超音速兵器に対して、優れた防御力を発揮するようなシステムは、今のところ存在しない。
 ウクライナはもちろん、アメリカに対して発射された極超音速兵器のほとんどは撃墜できないだろう。
 すべてではないが、ほとんどがシステムをすりぬける。
 ウクライナと南部国境を接しているベラルーシに極超音速ミサイルを配備すれば、ロシアはウクライナ西部と北部の主要ターゲットを攻撃することが容易になる。


 参考:yahoo
 キンジャールは極超音速兵器ではなく単なる空中発射弾道ミサイル
 https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20220323-00287901

キンジャールとイスカンデルの比較.JPG

 キンジャールの正体は極超音速兵器などではなくイスカンデル短距離弾道ミサイルの空中発射型に過ぎない。
 確かにキンジャールは極超音速(マッハ5以上)を発揮できるでしょう。でもそれはイスカンデルでも発揮できる速度です。
 キンジャールは空中発射される分だけ速度と高度が稼げるのでイスカンデルの地上発射よりも性能が向上しますが、劇的に性能が上がるわけではありません。
 迎撃突破能力は滑空可能な機動式弾道ミサイルであるイスカンデルとほぼ同じです。

 そして戦場であるウクライナはロシア軍の出撃拠点であるロシア本国やベラルーシの直ぐ隣であり、全戦域にイスカンデルの射程で十分に届きます。
 するとわざわざキンジャールを使う必要がありません。
 そしてイスカンデルは開戦以来ほぼ毎日のように使用されています。
 ゆえに新たにキンジャールが使われたとしても、何か新しい戦術的な影響が発生するわけではないのです。

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 キンジャールには、性能的にかなりロシアは盛って発表して居るような情報もあります。
 もし、ウクライナ戦争でキンジャールが使われたり、或いは不発弾として米国が回収出来た場合には、その性能が暴露されるでしょう。
 また、ロシア軍隊の実態が暴かれる訳です。

 イスカンデルは既に、北朝鮮も配備しています。
 米軍や日本の自衛隊も興味津々でしょうけど、日本国民としても極超音速のミサイルに対抗できる防衛兵器が必要になるでしょう。
 最も有効な手段は、早く日本も北朝鮮を焦土にできる高性能のミサイルを持つ事です。




 

 
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