沖縄基地周辺のPFAS汚染ニュースに隠された、メディアの反日報道の意図

　NHKニュースオンライン
　https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221015/k10013859901000.html
　沖縄 米軍基地周辺 有害指摘PFAS血中濃度 全国平均の2～4倍
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　沖縄のアメリカ軍基地周辺の水から、有機フッ素化合物であるPFASが、高い濃度で相次いで検出されている問題で、市民グループが住民380人余りを対象に、血液に含まれるPFASの調査を行いました。

　その結果、国が去年、全国で行った調査血に対し、キャンプハンセンがある金武町では3.8倍、嘉手納基地などがある北谷町では3.7倍、普天間基地がある宜野湾市の喜友名地区では3.4倍でした。
　この問題をめぐっては沖縄県が、PFASの流出元を調べるためアメリカ軍に基地への立ち入りを求めていますが、これまで実現していません。

　参考：　化学物質PFASとは何か？
　https://sustainablejapan.jp/2021/01/17/pfas/58068



　PFASは、実際には数多くの化学物質の総称で、2018年に経済協力開発機構（OECD）の報告書は、PFASには4,730種類以上があると報告している。
　特に有名なのは、ペルフルオロオクタン酸（PFOA）とペルフルオロオクタンスルホン酸（PFOS）の2つ。

　欧州食品安全機関（EFSA）の報告書によると、PFOAは血清総コレステロールの増加、PFOSは成人の血清総コレステロールの増加や子供のワクチン接種での抗体反応の低下が特定された。
　血清総コレステロールの増加は、高脂血症、動脈硬化、糖尿病、甲状腺機能低下症、肥満他につながる。
　他にも、PFOAとPFOSの双方で、出生時体重の減少、PFOAで、肝酵素アラニンアミノトランスフェラーゼ（ALT）の高血清値の有病率の増加について、リスクがあると判定されている。


　参考：ノースウェスタン大学、永遠の化学物質“PFAS”を簡単に破壊する方法を発見　
　https://www.sustainablebrands.jp/news/us/detail/1210699_1532.html



　世界的に規制が強化されている有機フッ素化合物「PFAS」は、1940年代からさまざまな日用品に使われている化学物質だ。PFASはバクテリアによって分解されることもなければ、火力で焼滅することもなく、水で薄めることもできない。この有害な化学物質を土に埋めると、周囲の土壌に浸出し、何世代にもわたり問題を引き起こす。PFASは、こうした身体や環境中に長期残留する毒性を有することから「永遠の化学物質(forever chemicals)」とも呼ばれる。


　参考：　マイクロプラスチックと PFAS の関係
　https://www.wateronline.com/doc/the-microplastics-and-pfas-connection-0001

　一部の PFAS は、ポリフッ化ビニル (PVF) やポリテトラフルオロエチレン (PTFE) などのマイクロプラスチックとして発生するだけでなく、合成繊維やプラスチック部品のコーティングとしても使用され、繊維または粒子ベースのマクロ、メソに分解されます。
　非 PFAS マイクロプラスチックは、製造プロセスの特定の段階で PFAS を含む場合があります。

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　「PFAS」って要するに「フッ素樹脂」の事ですね。
　我が家で毎日使っているフライパンやアルミ製の鍋、炊飯器の内側などにコーティングされているあの物質の総称。
　歯磨き剤にも、齒をフッ素コーティングするために、フッ素樹脂が混入されていますね。

　今回の記事では、いかにも米軍基地が悪者とされていますが、実際にはもっと大きな問題がひそんでいることを、日本のメディアは伝えていません。
　いかにも沖縄発の米軍に関するニュースなので、沖縄基地問題をターゲットにしている様に思えます。
　しかし実は一般的なプラスチック製品には普通に使用されている物質であり、現代人はプラ容器などからも日常的に体内に接種している状況にあります。
　プラ材などの屋外への廃棄などにより、水質汚染も進んでいます。
　現在、最も大きな問題となるのは、マイクロプラスチックの海洋汚染です。
　過去に海洋投棄されたプラスチックから沢山のPFASが海に排出され汚染され続けています。
　今回の記事は、基地問題だけが悪者と偏向報道しているように思え、隠されたメディアの意図が感じられます。



　毒性が強いとか、緊急性の有る危険性はないようですが、長期の摂取により蓄積された結果、健康被害に繋がる可能性があるそうです。
　簡単に解釈すると、人間の体内で環境ホルモンとして作用するということ。
　肥満や高血圧になったり、成人男性の精子量が減って子供ができにくくなったり、未熟な胎児が増えたりするらしいです。
　しかしながら、結局の所、現代人はPFASにかぎらず、多くの環境ホルモンに汚染されて生きています。

　米軍基地内では、特に消火剤等に含まれており、過去には間違って下水に廃棄されたりと、米軍の管理が悪いのが原因と報道されています。
　科学的に最も安定した物質らしいので、消火剤に最適だったのでしょう。
　とりあえず、廃棄や使用量の管理が必要と考えられます。
　沖縄の基地問題では、まずは早急に住民が多く住む地域からの基地の移転が進められることが重要です。
　それもまた、メディアは報道していません。

　一方的に、米軍基地だけが悪者とされて報道されています。
　ちゃんとした情報を報道しない日本のメディアは、偏向報道ばかりです。
　この報道により、単純でバカな日本人は、いかにも米軍基地が悪いと頭にすりこまれてしまいます。
　プラ製ストローやコンビニのプラバッグの廃止問題のように、それだけで満足してしまいます。
　メディアによる、マインドコントロールです。