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上位表示20%が偽情報のTikTok──偽医療情報だけでなく、政治に関するフェイクもいっぱい [中国ウオッチング]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/technology/2022/11/tiktok-34_3.php
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 キッチンに立つ若い女性がスマートフォンの画面からほほ笑みかける。
 「3日か4日前、私、いま流行してるやつをすっかり治せる薬を作ってみた。
 ヒドロキシクロロキンって言うの」。

 ヒドロキシクロロキンはマラリアなどの治療薬だが、新型コロナウイルスがアメリカに上陸した頃、当時のドナルド・トランプ米大統領が感染予防に効くと吹聴し、大いに話題になった。
 後にほとんどの専門家や米規制当局によって、そのような効能は全否定されている。

 国営企業のバイトダンスが出資する「TikTok」の公式データによれば、今年第1四半期にガイドライン違反で削除した動画は1億200万本以上だが、「有害な偽情報」を含む「信憑性ガイドライン」違反で削除されたものは全体の1%に満たない。
 呆れるほどの状況なのに、2021年にはグーグルを抜いて、世界で最もよく利用されるウェブサイトになった。
 
 TikTokとグーグルの検索結果を、前回の米大統領選、新型コロナ、ウクライナ戦争、米中間選挙、人工妊娠中絶など、話題のニュース27件で比較検討してみた。
 結果は、TikTokでは、検索結果の上位20点までに虚偽の主張を含む動画がいくつも表示された。
 対してグーグルの検索結果は比較的に品質が高く、より中立的で、虚偽情報はずっと少なかった。

 最近TikTokはなぜか「学習プラットフォーム」を自称し始めた。
 若者のSNS利用が減っているというデータに危機感を抱いたのかもしれない。
 今年の6月には新たな集客キャンペーンを立ち上げ、「TikTokで見つかる知識は無限です」なんて宣伝文句を掲げている。
 正しくは「見つかる嘘は無限」だろう。

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 中国発の情報や製品は99%が嘘と思ったほうが無難だし、信用しないほうが賢明だ。
 最近は、アマゾンでも中国製品は避けるように成った。
 これまで、ろくな結果につながらなかった。

 笑うしかない参考: 中国製の額式体温計の半分が偽物|37度を越えないインチキ体温計
 https://www.select-japan.com/news/fake-made-in-china-Thermometer.html

 参考: 危険な偽コンデンサ
 耐圧の関係で破裂するかも

 偽コンデンサ.JPG



 


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