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ドイツ首相、「中国を説得する」と言いながら企業家連れて訪中の矛盾 [平和ボケ]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/11/post-100164.php
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ドイツ外構の嘘.JPG

 ドイツは過去数十年間、中国やロシア等の専制主義国家とのビジネスに前のめりだった。
 具体的な軍事力強化の問題では事実上の「ただ乗り」を続け、同盟国との協議や彼らの正当な懸念への配慮をしばしば怠った。

 ドイツの歴代首相は1990年代のコールから現在のショルツまで、貿易政策と対話が潜在的な敵対国との関係改善につながると考えてきた。
 アメリカやフランスなどの主要同盟国と距離を置き、いずれ自国の脅威になりかねない国家への経済的依存を深化させてきた。

 その結果、ロシアはドイツの天然ガス供給の命綱を握る存在になっていた。
 そして中国の習近平(シー・チンピン)国家主席が事実上の独裁体制を確立したとき、ドイツの巨大な輸出部門の対中依存は後戻りできないところまで来てしまった。

 11月初めのショルツの中国訪問は、ロシアの核兵器使用に反対するよう中国を説得するのが目的だというが、ドイツ企業の幹部を同行させたことで、その内実が嘘にまみれていることが顕になった。

 ドイツ外交には今も同盟国への配慮と敵対国への強い姿勢が欠けている。
 この2つ抜きに「時代の転換」は不可能だ。

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 ニューズウイーク本文にある「軍事力強化のただ乗り」とは、NATOの費用負担の不公平をめぐる論争ことである。

 参考: コラム:オバマ、トランプ両氏が同意する「ただ乗り」問題
 https://jp.reuters.com/article/cohen-nato-idJPKCN0ZC01B

 ドイツは安全保障の金を米国に頼っていながら、経済ではロシアや中国を優先、優遇して来た。
 全てではないが、ウクライナ侵攻も欧州のエネルギー危機も、過去のドイツ外交が生み出した結果であるにもかかわらず、ドイツ人には全く反省の色はない。

 参考: メルケル氏、対ロ政策「過ち」否定 ドイツ首相退任後初の本格インタビュー
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2022060800227&g=int

 今回の中国訪問をみると、ドイツ人は全く懲りていない事が明白だ。
 やはり彼らは、ヒトラーという悪魔を生み出した国民の末裔なのだ。

 参考: ヒトラー政権は普通選挙で誕生した。大衆社会はなぜナチスを支持したのか?
 https://news.yahoo.co.jp/articles/114aa3e8bd3f5e3bdededba7b9813782f56dc45d

 日本は、ドイツ人の言葉を何事も信用してはいけない。
 自分たちの金のためには簡単に人を裏切り、嘘をつくのがドイツ人であり、彼らの外交なのだから。

 参考: フォルクスワーゲン排ガス不正の真相
 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01087/00001/






 
 
 
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