SSブログ

ロシアはウクライナでなく日本攻撃を準備していた [平和ボケ]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/11/fsb-1.php
****************************
 FSB内部告発者によれば、2021年8月にロシアは、日本を相手にした局地的な軍事紛争に向けて、かなり真剣に準備をしていた。
 ロシアが攻撃相手をウクライナに変えたのは、それから何カ月も後のことだった。
 そして、ロシアがプロパガンダ・マシンを作動させ、日本に「ナチス」「ファシスト」というレッテルを貼る作戦を強く推し進めていた。

 ロシア政府にとって北方領土は「有利な交渉の切り札」である。
 中国は、戦後の取り決めを見直す試みをすべて、非常に否定的に受け止める。
 北方領土を巡る紛争で日本が勝利するようなことを、中国政府は容認しない。
 絶対に認めることはできず、ロシアがそうした『贈り物』をすれば、中国は対露関係をたちまち複雑にするだろう。

 「もともと8月8日の時点では、ロシアのマスメディアは機密解除のニュースをかなり控えめに報じていた。
 その内容は、日本が1938年から対ソ連戦争に備えて、攻撃計画を密かに立てたり、陽動作戦を計画したりするなどしていたというくらいのものだった」と告発者は書いている。

 「しかしロシアのメディアは8月16日、文字どおり爆発的にプロパガンダ報道を開始し、それと同時に、機密解除された文書についての論調も一変した。
 たとえば、日本が細菌兵器開発のためにソ連軍の捕虜を使って残酷な実験を行ったり、捕虜を非人道的に扱ったりしたと報じた。
 捕虜の拷問に使われたシラミについての話が、至るところで書き立てられた」。

***************************
ロシアのプロパガンダは危険.JPG

 ロシア政府によるプロパガンダは徹底しており、日本人の感覚では全く信用できない情報だが、ロシア人にとっては全てが現実であり、日本人を憎むようになり、そして侵攻が始まる。

 先日、NHKのドキュメンタリーでみた映像は衝撃的だった。
 フィンランドに逃れた50代の父親とその家族が、ロシアに住むおじいさん夫婦とテレビ電話で、ウクライナ侵攻のことを話し合う動画だった。
 フィンランドに逃れた家族は、冷静に話ができるのだが、ロシアに住む老人夫婦は、ウクライナ侵攻直前に、ペンタゴンはロシアを攻撃しようとしていたと信じて疑わないのだ。
 西側からはとても信じられないが、ロシアに住む人達は、プーチンが発するプロパガンダにより、未だ冷戦時と変わらずに、米国やNATOが攻めてくると考え、そして憎んでいる様だった。

 今回の記事は、そのプロパガンダにより、日本国政府がロシア人に対して残酷な実験を行っているなどと、あり得ないフェイクを流し始めていたらしく、立場が違えば、今の日本がウクライナと同じ戦場になっていたかもしれない。

 


 
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。