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人気の高級ベーカリーに隠れたカビ毒のリスク [男の料理]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/lifestyle/2022/11/post-100195.php
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O-GANIKKUPAN.JPG

 「国産小麦、オーガニック、天然酵母は安心安全」は間違い

 小麦で問題なのは、かび毒デオキシニバレノール(DON)と、ニバレノールです。
 麦類は栽培時、フザリウム属菌による「赤かび病」に侵されやすく、この菌がデオキシニバレノールやニバレノールを作り、麦を汚染します。
 これらが大量に付いた麦類を食べると、嘔吐(おうと)や下痢などを発症します。

 なんとなく、輸入小麦の汚染がひどく国産小麦は安全と考えていませんか? ですが、それは思い込みで、むしろ、国産小麦のほうが心配な面があります。

 日本での小麦栽培は秋にタネをまき翌年6〜8月に収穫するのが一般的。
 生育後期に雨が多く赤かび病が蔓延してDONなどを産生しやすいのです。
 輸入量の多い北米産小麦は主に、雨の少ない地域で栽培されています。

 DON比較.JPG


 最近、パン職人の間で国産小麦への関心が高まっており、有機国産小麦を安全安心と勝手に思い込んでいるる人もいます。
 実はかび毒の話は、ほとんどのパン職人は知らない。
 そもそも、パンに使われる酵母には遺伝子組換え技術などは用いられておらず、人工酵母はない。
 パンに使われる市販酵母のイーストは、工場で野生酵母からパンに適した優良株を選抜して培養したもので、これも立派な天然酵母。

 「国産」や、「オーガニック」などの言葉は、セールストークとしては魅力的ですが、これらはあくまでもおいしさ追求のためであり、科学的な結果ではないのです。

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 オーガミックとか、国産とかいかにも健康に良さそうですが、ちゃんとした知識がないと危ないことになりそうですね。
 私は、大手メーカーの特定の食パンが大好きなので、いつもそれを食べています。


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