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電気自動車(EV)が普及しない課題・デメリット [電気自動車の闇]

 チューリッヒ保険会社
 https://www.zurich.co.jp/car/useful/column/mj-okazaki/04/
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 エンジンや、エンジンとモーターを組み合わせて走るハイブリッド車は、走行段階で化石燃料を消費しCO2を発生します。
 電気自動車はバッテリーに蓄えた電力でモーターを回して走るため、走行段階では排気ガスを一切出しません。
 しかし、実際に電気がどのようにして作られているかを考えると、ゼロエミッションではありません。
 日本の発電量の84%は火力発電ですから、排気管からCO2を出さない代わりに発電所で出していることを意味します。

 ユーザーが実際に走って記録した実燃費&実電費データ(プリウスが22km/L、リーフが7km /kWh)をもとに概算すると、おおよそのCO2排出量は、電気自動車のほうが概ね30~40%少ないという結果になります。

 日本の電力需給をみると、電気自動車が数万台増えたところで心配はありませんが、数百万台に達すると、夏場や冬場の電力ピーク時の電力供給量が追いつかなくなる可能性が出てきます。
 大量の電気自動車が同時に充電をしたら大量の電力が必要になるからです。

 電気自動車が増えたら、ほぼその分だけ発電能力の強化が求められた時、火力発電、特に石炭発電を増やすようではCO2削減という本来の意味がありません。
 選択肢の中には、原子力発電の増加も考えられます。

 参考: ロイター
 廃止原発建て替えなどの計画案、年末までに成案得る=西村経産相
 https://jp.reuters.com/article/nishimura-nuec-idJPKBN2SJ02T

 電気自動車が善で内燃機関が悪、という二元論に流されないことが求められます。
 電気自動車は有力な選択肢のひとつですが、すべての問題を解決してくれる夢のクルマではないのです。

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 世の中には、電気自動車はエコでco2を出さないと、勘違いしている人が多いです。
 無駄に税金を使って電気自動車をふやしたり、その対応で発電所を増設したり、充電ポイントをふやしたりが、今の電気自動車推進車の考えですが、それが本当に正しいのか大変疑問です。
 世界の人間の全てがエコに関心を持ち、生活スタイルを変えていかない限り、どんなに大量に税金を投入しても、温暖化は止まらないでしょう。

 ロシアのウクライナ侵攻や、中国による南シナ海への進出、アフリカや南米などでの資源採掘等を考えると、今後100年は温暖化ガスが増えるのを止める事はできないと思います。
 食料やエネルギー、資源の奪い合いにより戦争が多発、核戦争により地球が荒廃し、人口が1/10くらいに成れば、止まるかもしれません。

荒廃した地球.JPG

 参考:西側とは違うロシア人、追い込めば核戦争を躊躇しない
 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72402







 

 
 
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