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市民が撮影したとされるMiG-31墜落の瞬間と、続発するロシア機墜落の動画 [21世紀のホロコースト]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/12/mig-31.php
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 ウクライナ侵攻の開始以降、ロシアでは市民の被害を伴うものを含め、航空機の墜落事故が相次いでいる。
 独立系メディアThe Bellによれば、「開戦」から10月までの時点で少なくとも10件の事故が発生したという。

 バルト安全保障財団の軍事アナリストであるグレン・グラントは本誌に対し、「問題はパイロットよりもメンテナンスにあるとは思うが、パイロットたちも十分な訓練を受けていないと思われる」と語った。「戦争が始まる以前、パイロットたちが受けていた訓練は『最小限』と言えるものだった」

「もちろん(ロシアにも)優秀なパイロットはいる。シリアに派遣された人たちだ」とグラントはいう。
 だが彼は、そのうちの多くがウクライナで撃墜されてしまったと考えている。
 「そのため、今では熟練した技術を持つ者は多くないだろう」
 またグラントは「最大の問題は(ロシア軍が)メンテナンスに無頓着であることだ」と指摘し、「システム全体が劣化している」とした。
 「彼らは迅速なトレーニングプログラムを作成するために変更を施すことが苦手なのだ」。

 https://www.youtube.com/watch?v=m5_z-lRNVX8&t=1s

 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/12/mig-31_2.php

 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/12/mig-31_3.php

 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/12/mig-31_4.php

 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/12/mig-31_5.php

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 地上を攻撃するときには、通常はミサイルなどにより地上の対空砲等を破壊し、それから飛行機等で爆撃するのがセオリーらしいですが、今回のウクライナ侵攻では、それはせず地上の敵に対して苦手な戦闘機で先に攻撃を仕掛けたらしいです。
 そのため戦争初期には、たくさんのロシアの戦闘機が撃墜されてしまったそうです。
 
 なんだか、太平洋戦争末期の、日本みたいな状況です。
 戦争当時の日本も、パイロット等の戦闘員の命を粗末に扱った為、末期になると未熟なパイロットしかいなかったらしい。

 例としては、ゼロ戦に代表される日本製戦闘機は、パイロットを守る装備がなかったのに、米国製の戦闘機はパイロットを機銃から守る防弾板付き座席を装備していたそうです。
 日本では、パイロットの命の価値は軽視されていたんですね。

 ゼロ戦
ゼロ戦構造.JPG

 当時の米国はといえば、パイロット一人を育成するのには相当な時間と費用が必要だと認識しており、パイロットの命を大切に扱ったらしい。

musutangu戦闘機.jpg

 戦争が長引くと、そういう姿勢が効いてくるんでしょう。
 これまでの報道によると、ロシアも戦闘員の命を粗末に扱っている様に聞きます。
 この戦争が長引けば長引くほど、ロシアが勝利する気がしません。


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