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大雪とEV、欧州でのハイブリッド禁止...そして日本人のアピール下手の話 [電気自動車の闇]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/tokyoeye/2023/02/ev.php
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 電気自動車に乗っていて、大雪で車内に何時間も閉じ込められてエアコンが使えず、走るための電力もなくなるなんて、考えただけでゾッとする。
 ガソリン車もマフラーが詰まった場合の一酸化炭素中毒などに注意しなければいけないが、今のEVの技術では、氷点下の気温ではガソリン車が優位ではないかと感じる。

 北日本在住ではないが、雪などの天候のときこそ車を使用したいし、スキーにも行きたい。
 でも日常使いとレジャー用の2台車を所有するような余裕はない。
 だからバッテリー性能が飛躍的に良くなり、充電せずに何日でも車内を暖め続けることが可能になるまで、EVは購入しないだろう。

 EVがハイブリッド車に比べて環境負荷が低いかというと、そうとは言い切れない。
 走行時だけでなく、生産時から廃車までの環境負荷については、ハイブリッド車の負荷のほうが低いとする試算もある。

 ではなぜ将来的に新車で販売できるのはEVだけ、という国が出てきたのか。
 日本人のアピール・駆け引き下手を考えれば、ハイブリッド車を世界基準にすることは難しかったのだろうと思われる。

 トヨタはTHSというハイブリッド車の技術を無償で公開しているが、ガソリン車やEVよりもずっと難しい技術でノウハウがなければ実用化ができず、特に海外メーカーは導入に及び腰。
 そのため、世界の自動車トレンドはハイブリッド車を飛び越して、より設計も製造も簡単なEVに流れてしまった。

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 個人的に思うのだが、この方の考察は正しいと思うし、ガソリンスタンドが無くならない限り、私は将来もEVは買うことは無いでしょう。
 バッテリー原料の採掘や製造時のエネルギー消費、廃棄の問題等など。
 走行時にはゼロエミッションだろうと、発電時の温暖化ガスの排出で全く意味がない。
 最近の電力不足で、沢山の温暖化ガスを排出する石炭発電の再稼働が行われているようです。
 本末転倒ですね。

 参考:独ウニパー、石炭火力発電所を再稼働へ ロのガス供給停止で
 https://jp.reuters.com/article/uniper-coal-plant-idJPKBN2PS1TS

 ハイブリッド技術のない中国やEU、韓国はコマーシャルが上手で、世界の人々はがそれに載せられているだけです。
 一部の国では、電力不足により、電気自動車の充電禁止なんてことも報道されています。

 参考:米カリフォルニア州「EV充電制限」 電力逼迫懸念で
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN02DCH0S2A900C2000000/


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