デザイナー奥山被告に猶予判決 [自家用車]
ロイター
https://jp.reuters.com/article/idJP2023021001000569
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自身がデザインしたフェラーリ「エンツォ」で、制限速度を88キロ超える時速128キロで山形市の県道を走行したとして、道交法違反(速度超過)の罪に問われた工業デザイナー奥山清行被告(63)に、山形地裁(今井理裁判官)は10日、懲役4月、執行猶予2年(求刑懲役4月)の判決を言い渡した。
参考:奥山清行氏、ヤンマー取締役を辞任…フェラーリ速度違反で在宅起訴
https://response.jp/article/2023/02/09/367426.html
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奥山氏の釈明内容が微妙だ。
検察の発表によると、山形市土坂の西蔵王高原ラインの上り坂を走行中、前方の軽自動車がいた為V12エンジンに負荷がかかり、ラジエーターの水温が異常値まで上昇。
風を当ててエンジンを冷却する為に下り坂でアクセルを踏み制限速度88キロオーバーの128km/hで走行し摘発。
水温が上昇するなら停車してエンジンを冷やせなかったのかと被告人質問で問われると奥山被告は「エンツォフェラーリは元々レースに特化した特殊な車で停めずに走行しながら風を取り込むのが最もベストな方法だった」と釈明。
「上り坂を40km/hで走行するのはエンツォフェラーリにとって過酷な状況だったが大変反省している」と述べた。
個人的に思うのは、じゃなぜそんな車を一般道で走らせたの?と、私のような一般人は思う。
そして、このフェラーリ「エンツォ」という車の限界がこの程度だったのだ。
所詮、サーキットをガンガン走らせる車でもないので、イベントで展示するしか用途がない、悲しいクルマなのだ。
この車をデザインした当人が、その事を最も知っていたはずだろうに。
ところでエンジンがオーバーヒートした場合、エンジンを停止させる行為が最もエンジンに良くない行為である。
エンジンは水を循環させる事で冷却を行っているので、エンジンを停止してしまうと、水を循環させることができずに、冷却水が沸騰してしまったり、熱の偏りによってシリンダーブロックなどの変形を起こしたりする。
奥山氏は、走行させながら風をラジエーターやエンジンに当てて、冷却しようとしたのだろうけど、そこまでエンジンを加熱させてしまった事が間違いだ。
日本にも、日産GT-Rやレクサス・LFA、NSX等のスパーカーが存在する。
CIVIC TYP-R等もその部類に入るけど、日本国内でオーバーヒートなんて聞いたことがない。
きちんとエアコンも効くし、ファミリーカーとしてさえも使える。
それだけ日本車はちゃんと企画、設計、政策、テストされて販売されていると言う事である。
それでいて、時には素晴らしい超高性能を発揮できるというのが凄い事なのだ。
フェラーリ好きに失礼だけど、そんな芸当はイタ製スーパーカーにはできない。
初代NSXが発売された頃、当時のスーパーカーで有名だったランボールギーニやフェラーリには、とてもニュルブルクリンクを全開で走ることはできなかったらしい。
途中でエンジンが破損してしまうそうで、当時のNSXは彼らにとってとてもショッキングな車だったそうだ。
このニュースを聞いて、今でも、フェラーリは其の程度なのかと、ちょっとガッカリ。
私の住んでいる宇都宮でも、天気の良い休日には時々フェラーリなども見かけるけど、その辺を流して見せびらかしているだけで、とても走りを楽しんでいる様には見えない。
短い直線で、すごい音を出しながらちょっと加速し、そして信号待ちで急ブレーキ。
くだらない。
単なる、お金持ちのアクセサリーでしか無い車なのだ。
参考:【シビック TYPE R】新型CIVIC TYPE R ニュルブルクリンク 走行テスト動画
https://www.youtube.com/watch?v=LdZOXW2F8qU
ここは面白く、外車嫌いの私でも、ちょっと考えさせられる内容。
参考:29歳、フェラーリを買う
https://www.gqjapan.jp/tag/ferrari-29
https://jp.reuters.com/article/idJP2023021001000569
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自身がデザインしたフェラーリ「エンツォ」で、制限速度を88キロ超える時速128キロで山形市の県道を走行したとして、道交法違反(速度超過)の罪に問われた工業デザイナー奥山清行被告(63)に、山形地裁(今井理裁判官)は10日、懲役4月、執行猶予2年(求刑懲役4月)の判決を言い渡した。
参考:奥山清行氏、ヤンマー取締役を辞任…フェラーリ速度違反で在宅起訴
https://response.jp/article/2023/02/09/367426.html
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奥山氏の釈明内容が微妙だ。
検察の発表によると、山形市土坂の西蔵王高原ラインの上り坂を走行中、前方の軽自動車がいた為V12エンジンに負荷がかかり、ラジエーターの水温が異常値まで上昇。
風を当ててエンジンを冷却する為に下り坂でアクセルを踏み制限速度88キロオーバーの128km/hで走行し摘発。
水温が上昇するなら停車してエンジンを冷やせなかったのかと被告人質問で問われると奥山被告は「エンツォフェラーリは元々レースに特化した特殊な車で停めずに走行しながら風を取り込むのが最もベストな方法だった」と釈明。
「上り坂を40km/hで走行するのはエンツォフェラーリにとって過酷な状況だったが大変反省している」と述べた。
個人的に思うのは、じゃなぜそんな車を一般道で走らせたの?と、私のような一般人は思う。
そして、このフェラーリ「エンツォ」という車の限界がこの程度だったのだ。
所詮、サーキットをガンガン走らせる車でもないので、イベントで展示するしか用途がない、悲しいクルマなのだ。
この車をデザインした当人が、その事を最も知っていたはずだろうに。
ところでエンジンがオーバーヒートした場合、エンジンを停止させる行為が最もエンジンに良くない行為である。
エンジンは水を循環させる事で冷却を行っているので、エンジンを停止してしまうと、水を循環させることができずに、冷却水が沸騰してしまったり、熱の偏りによってシリンダーブロックなどの変形を起こしたりする。
奥山氏は、走行させながら風をラジエーターやエンジンに当てて、冷却しようとしたのだろうけど、そこまでエンジンを加熱させてしまった事が間違いだ。
日本にも、日産GT-Rやレクサス・LFA、NSX等のスパーカーが存在する。
CIVIC TYP-R等もその部類に入るけど、日本国内でオーバーヒートなんて聞いたことがない。
きちんとエアコンも効くし、ファミリーカーとしてさえも使える。
それだけ日本車はちゃんと企画、設計、政策、テストされて販売されていると言う事である。
それでいて、時には素晴らしい超高性能を発揮できるというのが凄い事なのだ。
フェラーリ好きに失礼だけど、そんな芸当はイタ製スーパーカーにはできない。
初代NSXが発売された頃、当時のスーパーカーで有名だったランボールギーニやフェラーリには、とてもニュルブルクリンクを全開で走ることはできなかったらしい。
途中でエンジンが破損してしまうそうで、当時のNSXは彼らにとってとてもショッキングな車だったそうだ。
このニュースを聞いて、今でも、フェラーリは其の程度なのかと、ちょっとガッカリ。
私の住んでいる宇都宮でも、天気の良い休日には時々フェラーリなども見かけるけど、その辺を流して見せびらかしているだけで、とても走りを楽しんでいる様には見えない。
短い直線で、すごい音を出しながらちょっと加速し、そして信号待ちで急ブレーキ。
くだらない。
単なる、お金持ちのアクセサリーでしか無い車なのだ。
参考:【シビック TYPE R】新型CIVIC TYPE R ニュルブルクリンク 走行テスト動画
https://www.youtube.com/watch?v=LdZOXW2F8qU
ここは面白く、外車嫌いの私でも、ちょっと考えさせられる内容。
参考:29歳、フェラーリを買う
https://www.gqjapan.jp/tag/ferrari-29
2023-02-13 10:23
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