ダイニチ製 新型コーヒー豆焙煎機 「MR-F60A」発表 [珈琲自宅焙煎]
<3万円で憧れの自家焙煎が実現!バリスタ絶賛のダイニチ「コーヒー豆焙煎機」飲み比べレポート>
知らなかったんですが、ダイニチ工業から新しいコーヒー豆焙煎機「MR-F60A」が発表されていたんですね。
商品ページ: https://www.dainichi-net.co.jp/company/news/39377/
動画: https://youtu.be/03mTNNbwgOo
メーカーの説明に寄ると、我が家のカフェプロ焙煎機は直加熱方式でしが、この商品は「熱風式」の様です。
カフェプロ焙煎機
MR-F60A
焙煎方式の違いについて https://www.ejcra.org/column/ca_91.html
直火式焙煎
生豆に直接的に火を当てて焙煎する方法が直火式焙煎です。
3つの方法の中で熱源との距離が最も短く、そのため火加減の調整が難しい方法です。
火加減の変化はダイレクトにコーヒー豆の風味の違いに反映され、メリハリのある味わいを引き出すと言われます。
半熱風式焙煎
熱源との距離は直火式とほぼ変わらず、回転ドラムの胴体がパンチングメタルではなく鉄板なのが半熱風式焙煎です。
穴が空いていませんので炎が流れ込むことはなく、ドラム自体の伝導熱と回転ドラムの開口部分から引き込まれる熱風によって生豆の焙煎が進みます。
3つの方法の中では、直火式焙煎と熱風式焙煎の中間に当たる焙煎方法と言えます。直火式と比較すると、穴がない分回転ドラム自体を熱くしなくてはならず、より強い熱源、熱量が必要です。
直火と同じく熱源との距離は近いので、火加減により焼きむらが起こりやすいと言えます。
その一方で、伝導熱の調整によって焙煎の幅が広がる点が特長です。
熱風式焙煎
熱源が回転ドラムから切り離された場所にあり、回転ドラム内に熱風を送り込むことで焙煎する方法が熱風式焙煎です。
熱風の強弱が焙煎度合いに影響します。
熱源との距離が遠いことが直火式、半熱風式との最大の違いで、火加減による焼きむらが起きにくく均一に焙煎できる点が特長です。
熱風量や強弱の調整により、強い熱風で短時間の焙煎、反対に弱い熱風で長時間の焙煎の両方を実施できます。
仕上がりの安定性や扱いやすさ、安全性から見て生産効率に優れており、特に大規模な焙煎業者に採用される方法です。
あっさりとしたクリアな味わいを作り出しやすいと言えます。
別記事から引用: https://cafe-de-chef.jp/column/romance-of-roaster-flavor/
直火式焙煎機の特徴は、焼いたときに「煎りムラ」ができやすい。
直接火が当たる部分は強く焼け、そうでなければ弱めに焼けます。
一粒の豆に注目してみると、よく焼けるは豆の外側、そして内部へいくほど焼かれにくいのです。
外側と内側で「香味にグラデーション」ができている。
焙煎豆の外側から焙煎香がして、内側からは豆の香りがしてくる。
生焼けで焙煎が進むとどうなるのか :
https://aikacoffee.jp/coffee-roasting-explaining-the-tips-of-roasting-that-does-not-burn-raw
内部に残った水分により、香味に良くない化学反応が進みます。
豆内部に水分が残った状態で高い火力を与えると、クロロゲン酸という成分が加水分解(※)という反応を起こします。
クロロゲン酸が加熱されると、加水分解が起き、キナ酸とカフェー酸に分解される。
つまり1つの酸から2つの酸が産まれ、生豆中の酸の量が増える。
キナ酸はキウイフルーツを思わせる強い酸味があり、カフェー酸は酸味と強い渋みを持つ。
このため、加水分解が起こると酸味と渋みとが増強されてしまう。
*******************************
カフェプロでごく浅く焙煎しようとすると、渋みが出やすいと感じていましたが、納得です。
結構表面はカリカリなんですが、条件によっては中心が生焼けと成っていたのかもしれません。
今度の機種の場合は、内部まで均一な焙煎ができそうなので、最近流行りの「浅く煎って酸味を楽しむ」には良さそうな製品です。
何より3万円代で家庭様焙煎機が買えるのは良いですね。
*******************
コーヒー豆焙煎機「MR-F60A」ですが、発売延期に成っていたようです。
参考; https://www.dainichi-net.co.jp/company/news/40341/
2023.01.12 お知らせ
当社は、2023年1月末に発売を予定しておりました新製品「コーヒー豆焙煎機 MR-F60A」の発売を延期させていただきます。
本件に関して、ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
対象製品 コーヒー豆焙煎機 MR-F60A(当初2023年1月末発売予定)
新たな発売時期 2023年4月4日(火)
延期理由 部品の調達に遅延が生じたため、発売を延期いたします。
知らなかったんですが、ダイニチ工業から新しいコーヒー豆焙煎機「MR-F60A」が発表されていたんですね。
商品ページ: https://www.dainichi-net.co.jp/company/news/39377/
動画: https://youtu.be/03mTNNbwgOo
メーカーの説明に寄ると、我が家のカフェプロ焙煎機は直加熱方式でしが、この商品は「熱風式」の様です。
カフェプロ焙煎機
MR-F60A
焙煎方式の違いについて https://www.ejcra.org/column/ca_91.html
直火式焙煎
生豆に直接的に火を当てて焙煎する方法が直火式焙煎です。
3つの方法の中で熱源との距離が最も短く、そのため火加減の調整が難しい方法です。
火加減の変化はダイレクトにコーヒー豆の風味の違いに反映され、メリハリのある味わいを引き出すと言われます。
半熱風式焙煎
熱源との距離は直火式とほぼ変わらず、回転ドラムの胴体がパンチングメタルではなく鉄板なのが半熱風式焙煎です。
穴が空いていませんので炎が流れ込むことはなく、ドラム自体の伝導熱と回転ドラムの開口部分から引き込まれる熱風によって生豆の焙煎が進みます。
3つの方法の中では、直火式焙煎と熱風式焙煎の中間に当たる焙煎方法と言えます。直火式と比較すると、穴がない分回転ドラム自体を熱くしなくてはならず、より強い熱源、熱量が必要です。
直火と同じく熱源との距離は近いので、火加減により焼きむらが起こりやすいと言えます。
その一方で、伝導熱の調整によって焙煎の幅が広がる点が特長です。
熱風式焙煎
熱源が回転ドラムから切り離された場所にあり、回転ドラム内に熱風を送り込むことで焙煎する方法が熱風式焙煎です。
熱風の強弱が焙煎度合いに影響します。
熱源との距離が遠いことが直火式、半熱風式との最大の違いで、火加減による焼きむらが起きにくく均一に焙煎できる点が特長です。
熱風量や強弱の調整により、強い熱風で短時間の焙煎、反対に弱い熱風で長時間の焙煎の両方を実施できます。
仕上がりの安定性や扱いやすさ、安全性から見て生産効率に優れており、特に大規模な焙煎業者に採用される方法です。
あっさりとしたクリアな味わいを作り出しやすいと言えます。
別記事から引用: https://cafe-de-chef.jp/column/romance-of-roaster-flavor/
直火式焙煎機の特徴は、焼いたときに「煎りムラ」ができやすい。
直接火が当たる部分は強く焼け、そうでなければ弱めに焼けます。
一粒の豆に注目してみると、よく焼けるは豆の外側、そして内部へいくほど焼かれにくいのです。
外側と内側で「香味にグラデーション」ができている。
焙煎豆の外側から焙煎香がして、内側からは豆の香りがしてくる。
生焼けで焙煎が進むとどうなるのか :
https://aikacoffee.jp/coffee-roasting-explaining-the-tips-of-roasting-that-does-not-burn-raw
内部に残った水分により、香味に良くない化学反応が進みます。
豆内部に水分が残った状態で高い火力を与えると、クロロゲン酸という成分が加水分解(※)という反応を起こします。
クロロゲン酸が加熱されると、加水分解が起き、キナ酸とカフェー酸に分解される。
つまり1つの酸から2つの酸が産まれ、生豆中の酸の量が増える。
キナ酸はキウイフルーツを思わせる強い酸味があり、カフェー酸は酸味と強い渋みを持つ。
このため、加水分解が起こると酸味と渋みとが増強されてしまう。
*******************************
カフェプロでごく浅く焙煎しようとすると、渋みが出やすいと感じていましたが、納得です。
結構表面はカリカリなんですが、条件によっては中心が生焼けと成っていたのかもしれません。
今度の機種の場合は、内部まで均一な焙煎ができそうなので、最近流行りの「浅く煎って酸味を楽しむ」には良さそうな製品です。
何より3万円代で家庭様焙煎機が買えるのは良いですね。
*******************
コーヒー豆焙煎機「MR-F60A」ですが、発売延期に成っていたようです。
参考; https://www.dainichi-net.co.jp/company/news/40341/
2023.01.12 お知らせ
当社は、2023年1月末に発売を予定しておりました新製品「コーヒー豆焙煎機 MR-F60A」の発売を延期させていただきます。
本件に関して、ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
対象製品 コーヒー豆焙煎機 MR-F60A(当初2023年1月末発売予定)
新たな発売時期 2023年4月4日(火)
延期理由 部品の調達に遅延が生じたため、発売を延期いたします。
2023-03-17 09:18
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0