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「コーヒーメーカー ADS-A020」(サイフォン式)が発表されました。 [珈琲自宅焙煎]

 タイガー魔法瓶社から、オートマティックで温度管理してくれる「コーヒーメーカー ADS-A020」(サイフォン式)が発表されました。
 
 https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/coffee-machine/

 saifonisuta.JPG

サイフォニスタツカイカタ.JPG

 動画: https://youtu.be/N-hbvhoijKs

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 抽出時の動作が、普通のサイフォンと上下逆に作動するらしいです。
 個人的には、パーコレーターに近い動作だと感じます。
 特筆される機能としては、抽出前のコーヒー粉の十分な蒸らし、湯の温度管理、そして撹拌を自動で行う事です。
 メーカーでは、理想的なコーヒー抽出ができるとしています。
 価格が予価として6万円代としていますが、趣味のものと考えてもちょっと高価かな。
 それに、結構筐体が大きいので、置き場所に困る感じです。
 最後に、カップの洗浄は簡単そうですが、本体の内のお湯の通路等は、洗浄しないでも良いのかな?、気になります。

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 所で、自分がコーヒーサイフォンを毎日使っていて、特に気をつけなければならないと思う事が3つあります。

 ① グラインダーの粒度 (自分は中心より少し荒目設定)
  細かくしすぎると、渋み、雑味が強くなる傾向。

 ② 湯の温度管理(自分は、約90度くらい)
  現在の湯温より少しでも高くなると、やはり渋み雑味が目立ってくる。

  参考: 我が家の電気式コーヒーサイフォンは、温度管理機能が無いので、温度上昇を抑えるために、途中でコンセントを抜いて対応している。

 ツインバード・コーヒーサイフォン.JPG

 ③ 湯の撹拌(ロートの中の大きな泡を細かくするために、湯の表面を軽く2~3回程度かき混ぜる)
  湯がロートに完全に上昇した後は、気泡が上昇する時に勝手に撹拌されるので、撹拌は不要と思っている。
  逆にぐるぐるかき混ぜてしまうと、雑味(渋みや酸味)が強くなり、荒い感じの珈琲になってしまう様だ。



 最も重要なのが②と③です。
 これらを忠実に守ると、渋みがなく口当たりの良い、コクのあるコーヒーが楽しめると思っています。
 タイガーのコーヒーマシンは、この辺を科学的に分析して、自動で抽出してくれるそうです。


 温度管理グラフ(タイガー魔法瓶より)

 温度管理(ミディアム).JPG

温度管理(デュアルボディ)).JPG

高温抽出.JPG


低温抽出.JPG

 このグラフのデータを参考に、今使っているコーヒーサイフォンでの温度管理や抽出時間、撹拌の仕方等に応用できないか、色々と検討してみるのも良いでしょうね。
 グラフで見ると、湯の最適な抽出温度は87度くらいの様ですね。
 やはりサイフォンでの高温湯での抽出は、苦味や雑味が出やすいんですね。

 有名なコーノ式コーヒーサイフォン株式会社の社長さんですが、サイフォンの紹介動画では、88度で40秒~1分間を、浸漬時間とされているようです。(1~4カップ入れるとすると、粉が多くなるほど浸漬時間は短くするそうです)
 
 参考動画: 河野社長直伝 「正しい」サイフォンコーヒーの淹れ方〜How to make syphon coffee〜
 https://youtu.be/IudOx49ctYA




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