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やっと今年の黄砂の日本への飛来は、収まるのか? [中国ウオッチング]

 今年の黄砂は例年になくひどい状況でした。
 毎日家の中に掃除機をかけなければならないし、毎週の如く洗車が必要になりました。
 昨夜も結構の量が飛来した感じですが、今後の3日間は飛来の恐れがないようで、少し安心しました。

 黄砂がひどい.JPG

 参考: 気象庁の黄砂情報
 https://www.data.jma.go.jp/env/kosa/fcst/fcst-s_jp.html
 https://www.env.go.jp/air/dss/kousa_what/kousa_what.html

 黄砂現象は従来、自然現象であると理解されてきましたが、近年ではその頻度と被害が甚大化しており、急速に広がりつつある過放牧や農地転換による土地の劣化等との関連性も指摘されています
 そのため、黄砂は単なる自然現象から、森林減少、土地の劣化、砂漠化といった人為的影響による側面も持った環境問題として認識が高まっています。

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 最近になって、黄砂被害が甚大に成った原因は、やはり大陸側の羊などの過放牧に有ると言われています。
 つまり家畜が草を食いつくすので、どんどん砂漠化しているとのこと。
 また、限度を超えた木材の伐採などが原因です。

 過去で言うと、毛沢東が「文化大革命」を叫んで中国を文明化すると意気込んで、「文明の基礎は鉄」と思い込み増産を進めた。
 その為に沢山の森林伐採が進んだが、日本のように伐採地に幼木を植えるなどを行わなず、切りっぱなしだったので、国土は荒廃し砂漠化が広まった。
 その時に作った鉄は、技術がなくて質が悪くてとても使えないものだったらしい。

 今の習近平も毛沢東に続けとばかり近代化を推し進めているが、やはり国土や農地は荒廃してしまった様だ。
 あれだけ広大な土地を持つ中国が、食料を世界中から輸入しているとは、なんて馬鹿な政権だろう。

 参考; 中国の深層1 食料不足 自給率急減 21世紀に輸入6倍増=高橋五郎
 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20210330/se1/00m/020/045000c

 そして、今度は戦争に向かってひた走るという愚行ばかり。
 なぜ、広い国土を農地改革して、豊かな食料を生産し、世界中の食料を一手にするなんて事は考えないのだろう?。
 バカはどうしようもないね。

 参考;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%BA%8D%E9%80%B2%E6%94%BF%E7%AD%96

 1117万トン生産された鉄の内、60パーセントが全く使い物にならない粗悪品(銑鉄)だった。
 それでも増産計画に従って生産を続けたため資源を大量に浪費する結果となった。
 さらにこれらの無理な増産計画によって作られた粗悪なものを含む鉄の用途、さらに販売流通も全く考慮されていなかったために、工業生産から流通までに長期間にわたり悪影響を残した。

 この時の製鉄事業により大量の木材が伐採された為、2010年代に至っても中華人民共和国では毎年洪水が発生している。
 しかも農民が大量に駆り出された為に管理が杜撰となった農地は荒れ果ててしまい、ノルマ達成のために農民の保有する鍋釜・農具まで供出されたために、地域の農業や生活の基盤が破壊されてしまった。


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