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年金を月20万円もらえていない人はどのくらいいる? [政治・時事]

 本日の「たけしのTVタックル」 https://www.tv-asahi.co.jp/tvtackle/ で、年金や社会保険料の事をテーマにしていた。
 ある高齢女性は取材に対し、¥25.000円/2ケ月の年金で生活をしていると語っていた。
 毎月出ていく金額は食費抜きで¥31.000なので、毎月赤字で貯蓄を切り崩して生活しているらしい。

 住宅費 ¥8000
 光熱費 ¥20000
 通信費 ¥3000

 しかし、年間の所得は15万円である事を考えると、とても大変な生活である。
 これから先、貯蓄がなくなったらどうするのだろうかと、他人事ながら心配してしまう。
 日本の年金受給額は世間が思っているより安く、¥200000/月を超える人はとても少くて、全体の24%くらいだそうである。
 逆に年金が¥100000/月を下回る人は54%にも登るそうだ。

 https://www.aeonbank.co.jp/investment/special/290/

日本の年金受給額.JPG

 日本の高齢者の中でも高額な20万/月の年金受給の場合を考えてみよう。
 実際には年金から所得税や住民税、住宅の税金、国民健康保険料(夫婦で年間30万くらい)や介護保険料(年間10万くらい)を払うことに成る。
 計算すると、¥150000/月くらいの実質収入であるが、ここから光熱費や食費、自動車の維持費、交際費等を考えると、生活がぎりぎり成り立つ状況である。

 数年前に話題になったが、定年退職後に¥20.000.000くらい貯蓄がないと楽には暮らせないというのは事実である。
 
 若者のあいだでは、高齢者の年金額を減らして現役世代の負担を減らしたいとの意見が多いが、この現実を見ると、それも無理なのではないだろうか?。
 結局、高齢者の生活が立ち行かなくなり、自殺者や犯罪が増えたりするだろうし、景気が悪くなるだけであろう。

 こうなった原因は現在の日本の世界で稼ぐ力がすごく落ちていることである。
 国として、お金を稼げない訳だから、年金の支給額が下がることも、物価が上昇する事も仕方ないのかもしれないが、若者は将来の自分の生活は大変な事になる事を予想し、個人年金等を考えるべきかもしれない。
 
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