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テスラ、航続距離を水増し [電気自動車の闇]

 フォーブス
 https://forbesjapan.com/articles/detail/64917
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 ロイター通信は27日、米テスラが自社製EVの航続距離を実際より長く表示するよう計器パネルをプログラムしていたと報じた。

 航続距離を予想するソフトウエアが充電直後から残量50%の間、走行可能な距離を水増しするようプログラムされていた。
 残量が50%を切った段階で、より現実的な予想を表示する仕組みとなっていた。
 プログラム設計は、イーロン・マスクCEOが直々に発案していた。

 テスラは過去にも、航続距離の誇大広告疑惑が何度か浮上している。韓国政府は今年、航続距離を最大50%水増ししていたとして、同社に28億5000万ウォン(約3億1000万円)の罰金を科した。

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 つまり、いかにも沢山走行できるようにプログラムで航続距離を偽装していたんですね。
 残量50%をきると、どんどん航続距離が少なくなるのでしょう。
 電気自動車って走り方や条件で航続距離が大幅に変わる可能性が有ることを逆手に取った、悪質なプログラムですね。

 電気自動車のオーナーが長距離を走行する場合、航続距離から換算して充電ポイントを決めると思います。
 電池残量50%までは順調に走っていますが、それ以降は急速に残量が減っていくわけですから、目指した充電ポイントまでたどり着けない可能性があるでしょう。
 また、電気自動車の航続距離は、減速時の回生エネルギーを考慮して策定されていると思いますが、残量50%を切った後に渋滞にハマってエネルギー回生が難しい状況になったら、あっという間に電欠に成りそうです。
 怖くて乗れないですね。

 元々、バッテリーってのは重量に比してエネルギー密度が低すぎるので、自動車には不向きだと思います。
 無駄にクソ重い電気自動車なんて、いらないですね。

 参考:e-fuel(合成燃料)とは何か? トヨタも取り組む「CO2を排出しても脱炭素」の作り方
 https://www.sbbit.jp/article/cont1/95962

電気自動車のエネルギー密度.JPG


 参考;『モデルY』の“快適”航続可能距離はたった200km
 https://response.jp/article/img/2023/04/09/369707/1872207.html

 過去に有った、ドイツ車のディーゼル排気ガス偽装のプログラムみたいです。

 参考:フォルクスワーゲン排ガス不正の真相
 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01087/00001/



 

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