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W300A2の指定箱の特性と、私の設計したエンクロージャーの特性を比較 [FOSTEX W300A2]

 どうも低音の出方が不足気味に思えてしまうので、FOSTEXによる「W300A2」の指定箱の特性と、私の設計したエンクロージャーの特性を比較してみました。

FOSTEXE68C87E5AE9AE7AEB1E8AAACE6988E.jpg

fostexW300A2指定箱の特性.JPG

 特性はほぼ同じと見ることが出来ます。
 若干、インピーダンス特性が違っているけれども、ほぼ同じと見ても良いでしょう。
 ということは、低音の量感が少ないように感じる原因は、パワーアンプとの相性かもしれませんね。

 所で、改めて指定箱のマニュアルを読んでいて、気がついた事があります。
 クロスオーバー周波数に関する注意書きです。

W300a2注意書き.JPG

 これによると、クロスオーバー周波数は出来るだけ低くても良いらしい。
 しかし単純に特性を重ね合わせると、800hzから1500hz間が盛り上がるような特性になるようです。
 
クロス800hz結合.jpg

 とりあえず「800Hz」クロスで設定し聴いてみると、これが予想外に良い感じ。
 以前に、1000Hzくらいで聴いた時は、あまり良い感じではなかったのですが、なぜでしょう???。
 出力レベルを合わせると、中高域の切れが良いのに低域の量感も出て来る感じです。
 シンバル細かい音、女性ボーカルの訥々とした歌声が、より繊細に聴こえます。
 Fostexさん、流石です。

 私が使っている「H400 ウッドホーン」のカットオフ周波数は「455Hz」ですから、通常は900Hz以上で使うのが常らしいです。

H400ウッドホーンの特性.JPG

H400ホーンドライバー仕様2.jpg

 しかし今回は、急峻なスロープ特性のデジタルチャンネルデバイダーなので、700Hzくらいでも十分問題はないと思っています。
 一度700Hz~750Hz位も試して聴いてみたいのですが、波長が長すぎてホーンドライバーの置き場が後ろに下がりすぎてしまいます。
 とりあえず、800Hzでしばらく聴いてみようと思います。

 憧れの「TAD2402」のクロスオーバーは「650Hz」です。
 そこまでは落とせませんが、迫ってみたいですね。





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