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中国リチウム採掘ブーム、チベット高原に打撃 [電気自動車の闇]

 時事通信
 https://sp.m.jiji.com/article/show/3088859
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 中国で活況を呈する電気自動車(EV)産業にあおられ、チベット高原で希少金属リチウムの採掘ブームが起きている。
 だが、リチウム採掘がチベット文化や生態系に損害を与える。

 実業家のイーロン・マスク氏が率いる米EV大手テスラや、競合する中国の比亜迪汽車といった企業が、チベットのリチウムへの依存度を高めているという。
 より大きく、より高速なEVは、より大容量のリチウム電池を必要とする。

 四川省のチベット族自治州では豊富なリチウム鉱脈が発見されて、土地をめぐる入札合戦が起きた。
 最終的に中国EV用電池大手の寧徳時代新能源科技が落札したが、その間、地元のチベット人は、自分たちの牧草地が売りに出されていることも知らされず、ましてや土地の採掘について何ら相談もされていなかった。
 四川省では、すでに採掘活動によって川の魚が大量死する事例も発生している

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 参考: スモッグが襲った中国北京、高速道路も閉鎖
 https://news.yahoo.co.jp/articles/173385d62237d6bb9f9f4eca6c094554828837e3

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10月下旬以降、京津冀一帯の工業電力使用量が同月上旬・中旬と比較して5%増加したほか、セメント・レンガ・タイルはもちろん鉄鋼・コークス・石油化学産業の電力消費量が大きく膨らんだ
 中国が経済回復を重視し大気汚染の取り締まりを緩和している為、今年の冬は例年よりスモッグの発生が頻繁になる。

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 中国では、補助金や電力価格がガソリンよりも安いことも有って、電気自動車の普及が進んでいる。
 そして同時に、大気汚染の悪化も進んでいる。
 電気自動車の普及は、温暖化防止や大気汚染の防止に有効では無い事が、奇しくも証明されているのだ。

 電気自動車の走行用電力が石炭火力発電で作られている中国では、電気自動車が増えるに従って大気汚染や温暖化が加速している。
 大量の温暖化ガスや汚染物質を排出しながら発電した電力で走行する電気自動車と、日本製の排気ガスがクリーンで温暖化ガスの排出が少ない自動車を走らせた場合、どちらが環境に優しいかは、考えるまでもない事だろう。
 今後ますます中国では、電気自動車が増えるに従って大気汚染が進む。
 そしてその汚染物質は日本海を越えて、日本にもやってくる。

 そればかりでなく、中国の電気自動車は、リチュウム等の希少金属の採掘で世界中の大地をも汚染し続けている。
 電気自動車を買うことは、環境破壊に繋がりかねないと言うことを誰も考えないのだろうか?。

 ましてや電気自動車は、性能が良いから普及が進んでるのではない。
 国民や政府は、マスコミの垂れ流す偽情報に踊らされているのだ。

 また、みんなの血税を補助金という形で電気自動車の普及の為に無駄使いしている政府も悪い。
 事の本質が理解できない岸田政権は、次の選挙で潰すべきだ。

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 参考: 日本は「自動車輸出世界1位」から陥落したのに…中国EVに補助金を出す日本政府は国内メーカーを滅ぼすつもりか
 https://president.jp/articles/-/74621?page=1

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