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軽自動車なのに?スズキのハイブリッドはここがすごい [自家用車]

 LEPIO-MAGAZINE
 https://lepio-magazine.com/all/suzuki-mildhybrid/
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 スズキは軽自動車にもハイブリッドを用意しており、ハイブリッド専用車も増えています。
 マイルドハイブリッドと呼ばれるタイプで、バッテリーやモーターを小型化してコンパクトにまとめています。

スズキハイブリッド.JPG

 重量増もワゴンRではハイブリッド車でプラス20㎏。
 発進時にはリチウムイオンバッテリーの電力でモーターのみで10秒間走行します。

 ワゴンRでは、通常車とハイブリッドシステムによる差額は約11万円です。
 燃費はWLTCモードでFA(2WD)が24.4km/L、ハイブリッドFX(2WD)が25.5km/Lとなっています。

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 よく読むと完全な提灯記事です。
 恥ずかしくて名前も出せないのか、この記事を書いた人の名前が表記されていません。

 所で最近のスズキ自動車は、盛んにTVでハイブリッドを宣伝しているのを見かけます。
 でも、スズキのハイブリッドって効果があるんですかね?
 どんな車にも有る「発電機」をハイブリッドモーターとして、エンジンをアシストする構造です。
 ゴムベルトやプーリーの強化、小型のバッテリー、ハイブリッド制御等で実現させた様ですが、ハイブリッドを搭載した燃費向上の効果には疑問しかありません。

 計算すると、通常車とハイブリッド車の燃費差は「1.1㎞/L」と僅かです。
 通常車をベースで考えると、燃費の効果は0.5%にもなりません

 ハイブリッドの価値は、どれだけ減速時のエネルギーを再利用できるか?です。
 スズキ車の小さなバッテリーと、出力が2.6PSのモーターなのに、20Kgも車体重量が増えるのでは、まったく効果はないでしょう。

 今はハイブリッドが流行りです。 
 個人的な主観ですが、スズキは「ハイブリッド」と言う名の商品価値がほしかったのだと思います。 
 実際に燃費に効果が出るか出ないかより、「11万円の投資でハイブリッドが買える事」に価値があると思っているのでしょう。
 この種の車の購入者は、圧倒的に20~30代の女性だと思われます。
 スズキとしては、このクラスの購入者は「メカ音痴が多いので、ハイブリッドの構造やパワーの数値等は理解できないだろう」と馬鹿にしているのでは?と思ってしまうほどです。

 ちなみにホンダ FITの場合、価格差は40万円と大きいですが、燃費が「11.5㎞/L」も違っています。
 通常車ベースで計算すると、61%以上の燃費向上の効果が期待できます。
 これくらい効果が無いと、11万円も投資する効果は無いと思いますが、どうでしょう。
 まあ、若い子にはそんなことより「おしゃれでカワイイ」事に意味があるのかもしれません。

フィット比較.JPG

 過去、鈴木修社長の頃は「貧者の自動車」に価値を見出し、コストダウンや軽量化、効率化に心血を注いで車両を開発、販売していました。
 だからスズキの標準車はハイブリッド車に迫る燃費が実現できているのです。

 参考:懐かしいCM 「金が無いからマイティボーイ」
 https://youtu.be/IMZXkfpU3Ks
 
 ほとんど効果が期待できないハイブリッドを売るスズキの現社長は、そんな真面目な商売をする気はさらさら無いようですね。
 スズキ自動車の存在価値は、何処に行ったんでしょう。

 参考:偉大なる経営者、ひとり去る──スズキ・鈴木修会長退任へ
 https://www.gqjapan.jp/cars/article/20210225-suzuki-osamu




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