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CO2(二酸化炭素)排出削減に向けた世界各国の取り組みと日本の現状は? [電気自動車の闇]

 アスエネメディア
 https://earthene.com/media/58
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 *************** 記事より抜粋 *************
 で世界各国の目標が明確に
 地球温暖化問題については、2015年にパリ協定により世界各国に具体的な目標が示されました。
 目標は、世界の平均気温上昇を産業革命以前と比べて2℃より低く保ち、1.5℃に抑える努力をする。
 その為には、早急に世界のGHG(CO2を含む温室効果ガス)排出量をピークアウトし、21世紀後半にはGHG排出量と森林などによる吸収量のバランスをとるとされています。

主要国のGHG(温室効果ガス)削減目標.JPG

 ************** ここまで ****************
 ここで注目したいのは、中国だけ「特別な項目」が認められていることです。
 この内容では、GDPを伸ばせばいくらでも温暖化ガスを排出することが出来ますし、2005年当時は膨大な温暖化ガスを排出して居たわけですから、その60%の削減はとてもゆるい物になります。

 では、中国のGDPはどう変化したかと言うと、2005年の7~8倍に膨れ上がっています。

中国のgdpの伸び.JPG

 つまり、パリ協定の内容では、中国の温暖化ガスの排出削減は望めないということです。
 実際の温暖化ガスの排出量はどうなのでしょう。

主な国別エネルギー起源温室効果ガス排出量※の推移.JPG

 やはり、温暖化ガスの排出量も突出して増えています。
 中国政府は温暖化ガス排出削減の名目で、EVの普及を進めてきました。
 しかしその実態はというと、膨大な電力は温暖化ガスの排出量が多い旧来の石炭火力発電所で作られています。
 馬鹿みたいに重い大量のバッテリーが良いなんてのは、地球温暖化にはマイナスなのです。

 グラフでちゅうもくしたいのですが、実はブラジルは「-45%」と、温暖化ガスの排出をものすごく減らししています。
 これはEVではなく、バイオエタノール車の普及が進んでいるからなのです。
 実際に、バイオエタノール車の市場販売シェアは70%を超えています。
 メカニズム的には、殆ど化石燃料車と同等ですし、給油所も変更ありません。
 車のコストは変わらず、燃料は安いのですから、税品をドブに捨てる行為のEV補助金も使わず、市場原理で普及可能なのです。 

 中華人民共和国の発電事情に話を戻すと、火力発電全体でシェアは71%から51と減っていますが、全体量が増えているので、実際は増えています。

中国の発電事情2.JPG

 近年の大きな気象変動の原因を作っているのは、中国だったのです。
 自動車を全てEVに変換しても、発電を全て自然由来のエネルギーや原子力にしないと、全く効果がないことを、逆に増えてしまうことを中国政府は証明してくれています。
 まあ、目的が温暖化防止ではなく、EV生産大国になるのが目的なので、中国政府としてはなんとも思っていないのでしょう。

 こんな状況でも、盲目的なEV推進論者や頭の悪いメディア、金儲け目的の欧米の自動車メーカーと欧米の政府は、大きな気象変動は化石燃料車で悪者と決めつけて、電気自動車への変換をむりやり進めようとしています。
 全く意味のない馬鹿げた行為です。

 近距離移動用は小型EV、その他の自動車はバイオエタノールや合成燃料、水素エネルギーとバランスの良い社会を目指す方が、遥かに正しいと私は思いますがどうでしょう。
 トヨタよ負けるな!、応援したいですね。

 参考:メディアビジネス 
 https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2305/01/news155.html

 トヨタが“あえて”「全方位戦略」を採る理由 「EV全面シフト」の欧米と一線

 参考:Honda DREAMO|テクノロジー|Honda公式サイト 
 https://global.honda/jp/tech/Honda_DREAMO_algae/
 
 「藻」で挑む、カーボンニュートラル “Honda DREAMO”

ほんだ戦略.JPG



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