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ガソリン車よりEVは問題が79%多い 米専門誌が分析結果公表「まだ発展途上」 [電気自動車の闇]

 産経新聞
 https://www.sankei.com/article/20240122-3JJXLGKUQJKBLD7QFBYGXMFYKU/
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 米国の有力専門誌「コンシューマー・リポート」はこのほど、国内の消費者から寄せられた33万台以上のデータの分析結果を明らかにした。

 EVとプラグインハイブリッド車は、ガソリン車と比べて問題発生率が146%高かった。
 逆にハイブリッド車は26%少なく、トヨタ自動車等を挙げて「信頼性の高いメーカーが造っている」とした。

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 日本の自動車ジャーナリストは未だに思い込みが激しくて、EV推し一本だけ。
 所が、米国内のジャーナリストはそろそろEVバブルから目覚めてきたようです。
 そもそも、米国人の多くには高価なEVは買えない。
 米国政府だってそんなに多くの新車に補助金は出せないでしょう。
 良く考えれば簡単に理解できる事。

 最近のテスラは、新車価格を無理して相当に下げてきているのに、シェアの増加速度は極端に落ち込んでいる。
 自己顕示欲の強い金持ちには既にEVが行き渡っているし、EVユーザーも使い勝手が悪く高価で故障が多い事に気が付き始めた様です。

 実は日本のジャーナリストの思惑とは真逆で、米国ではトヨタのハイブリッド車が馬鹿売れしている様です。

 参考:アングル:米国でHV車に想定超える人気
 https://jp.reuters.com/business/SDEJRR4SEBJEDGEVAOPIY7ZO3I-2023-08-25/

 
 個人的な考えだけど、EVにメリットはありませんので、今は買わないほうが賢明でしょう。
 
 (1) 温暖化防止に関しては、走行用電力の発電が未だに化石燃料が主なのだから、全く意味はない。
    製造時の温暖化ガスの発生や環境負荷は遥かにEVが大きいらしいので、逆に環境にはマイナスです。

 (2) 走行性能は化石燃料車より高いそうだが、決定的に航続距離が少なすぎる。
    その上に、充電に時間がかかりすぎて使えない。

 (3) 価格では、補助金がなければ化石燃料車より相当に高価。
    補助金は税金ですから、結局自分たちが払っているのです、意味無し。

 (4) ランニングコストに関しては、ガソリン税などに相当する税金がかかっていないだけで、本来安いものではない。
    最近は電気料金が高騰しているが、公共料金なので今後、電気料金が値下げされることはないが、化石燃料は需要量により下がる可能性もある。


 以上の様に冷静に考えると、今、化石燃料車をEVに変更する理由が一つも見当たらない。
 EVシフトなんて、どう考えてもばからしい。


 参考:トヨタ、HVの世界販売拡大 海外でも低燃費ニーズ 稼いだ利益をEVに投資するシナリオは順調
 https://www.netdenjd.com/articles/gallery/292855

トヨタHEV.JPG

 参考:遂にハイブリッド車は電気自動車に駆逐されるのか
 https://note.com/ryunishizawa/n/n9a81177f64bf

 海外に行くと、どこの国でも必ず日本車が走っています。
 その国を愛する自国の人にとって、それはしばしば複雑な光景かも知れません。
 自動車という特別な規模と意味を持つ産業は、常に国家戦略と一体です。
 どんな国の政治家も、できることなら自国ブランドの自動車で公務をしたいと望みます。
 自動車産業は多くの国で雇用を生み、周辺産業を育てています。

 その自動車産業が、トヨタのハイブリッド車によって根絶やしになってしまうかも知れない恐怖感というのは、恐らく日本人の視点からはなかなか理解しがたいことでしょう。
 電気自動車は、そのような国々にとって、「起死回生の一発逆転」を狙う唯一の手段なのです。


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