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高齢者を貧困に追い込む、マクロ経済スライドというシステム [政治・時事]

 マクロ経済スライドとは、平成16年の年金制度改正で導入されたもので、賃金や物価の上下動に改定率を使って調整することで、緩やかに年金の給付水準を下落させて行く仕組みです。
 現役世代の負担が過重なものとならないよう、時間をかけて緩やかに年金の給付水準を下落させることです。

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 このシステムでは、物価が大きく上昇した場合(例えば2%程度)は、物価上昇幅の約半分程度で年金額が引き上げられます。

 もし、物価の上昇率が穏やかである場合は、変更はないのですが、物価が下落した倍は、その下落幅だけ年金は減らされます。

 つまり、物価が上昇するときは半分程度で上昇し、下がるときは同等の幅で下がるのです。

 物価の変動がまいとし激しい場合は、ドンドン年金は減らされていくシステム。
 例えば、2022年の物価上昇率は2.5%であったが、マクロ経済スライドの調整率0.6%を加味して23年度の改定率は1.9%にとどまりました。
 年金生活者にとっては、実質で0.6%の年金額が削減された訳です。

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 この時代を、年金生活者はどうやって生きていけばよいのか。
 私は、できるだけ倹約するしか方法は無いと思っており、実施しています。

 ・外食はしない、自炊中心で、地場野菜を安く買い、肉や魚は少なくする。
 ・簡単な野菜は、庭で作る。
 ・必要な物は、安い時間帯、日時を狙って買う。
 ・タンパク質の摂取は、納豆や豆腐を中心にして安く抑える。
 ・不要なものは買わない。
 ・ガソリンの使用量を減らすために、できるだけ歩くようにする。
 ・夜は一部屋だけ電灯を灯し、暖房も一部屋だけにして、電気の使用量をできるだけ節約。
 ・早めに雨戸を閉めて、室温の変動を減らす。
 ・就寝時間は早くする、起床時間はできるだけ遅くして、暖房や冷房を可能な限り使わない。
 ・お菓子も買わない、自分で作れるものは作る事で、低価格で健康的な物を食べる。
 ・無駄なペットボトル茶やジュースは買わない。
 ・自宅の補修や倉庫等の塗装、電気製品のちょっとした修理は、自分で行う。
   ①我が家の掃除機は、リペア部品を購入して、修理を2度行いました。
   ②トイレの温水便座の交換は自分で実施。(便座セットの1.5万円だけ)
   ③IHコンロの交換も自分で実施、セットで4万程度でした。
   ④窓のサッシの鍵が破損しましたが、リペアー品を購入して修理しました。
   ⑤玄関の鍵も全て自分で交換しました。(ピッキング防止機能付き)
   ⑥すべての窓の網戸の網交換。(ステンレス網)
   ⑦風呂場の手すり追加(2本)も自分で実施。
   ⑧階段の手摺を2箇所追加も自分で実施。
   ⑨サンデッキは、キットを買って自分で施工。

 お陰様で、安い年金だけに頼った暮らしでも、面白く豊かに暮らせています。

 今後は年寄りがお金を使わなくなります。
 若い人も将来の年金額に不安があるため、節約し始めています。
 そうなると景気はドンドン悪くなるけど、別に気にしない事です。
 大手の企業や公務員は給与が上昇しますが、一般の中小零細企業は給与を上げることはできませんので、ドンドンと貧富の差が広がります。
 犯罪も増えてくるので、自衛が必要です。
 これからは、夜間は出歩かないほうが賢明です。



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