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トゥンベリさん、COP27欠席へ 「グリーンウォッシング」非難 [環境破壊]

 AFP報道
 https://www.afpbb.com/articles/-/3431560?cx_part=top_topstory&cx_position=3
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 スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さん(19)は30日、エジプトで来月開かれる国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)について、欠席する意向を明らかにした。
 環境に配慮しているよう見せかける企業戦略「グリーンウォッシング」の場と化していると非難している。

 グリーンウォッシュは1980年代半ばから、欧米の環境活動家を中心に使われ始めた。
  環境に優しい、地球に優しい、グリーンなどという表記がある商品を、環境意識が高い消費者が選択することを狙い、消費者に誤解を与えるような訴求を行っている商品に対し、グリーンウォッシュ商品と名づけられる。
  80年代後半から90年代にかけては、森林や海洋の写真を使った広告キャンペーンにより安易にグリーンな印象付けを行おうとしていたが、現在のグリーンウォッシュはさらに洗練されている。
 イメージ先行のものから、実績アピール型に移行しており、CSR報告書なども、グリーンウォッシュのツールの一つに用いられている場合もある。

 偽る方法として、6つのパターンがあるとされる。
 1,意図的な情報の隠蔽(危険物質を含む「省エネ」家電)
 2.無関係(CFCの使用禁止が遥か以前に決定しているにも関わらず、CFC未使用を謳う)
 3,あいまいさ(100%天然を打ち出しているが、自然に存在する砒素などの定量的な評価がない)
 4,証拠がない
 5,空言
 6,より悪いものとの比較
 
 自動車関連での、グリーンウオッシュ例
 ①イギリスの広告基準協議会は、スズキやセアト、トヨタ/レクサスなど乗り物について間違った主張をする自動車メーカーに対するいくつかの不平を支持した。
②英国の自動車番組「トップ・ギア」は時折エコカーが必ずしもエコではないと主張している。極端な例として以下がある。
③「エコカーよりエコドライブが大切」ということを主張する目的で、「専用サーキットでスポーツ走行をするトヨタ・プリウスの後ろをBMW・M3が追従する」という実験を行った。
 プリウスの燃費はM3よりも悪い数値(10km/Lを大きく割り込んだ)となってしまい、「ユーザーの使用実態に合っていないとエコカー本来の性能は期待できない」点を浮き彫りにした。
④電気自動車(テスラ・ロードスター)に対しても「充電に必要な電気を作る際の環境負荷は?」と突っ込んだ。
 さらに航続距離についても(サーキット走行であるとは言え)メーカー公称値の340kmとはあまりにかけ離れている88kmにとどまった。
⑤フォード・モーターはTaurus SHO 2010モデルにエコブーストと名づけたが、2010 Taurusの燃費(17/25mpg)は1990年モデルの燃費(16/24mpg)と変わらなかった。

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 私個人としては、EV自体がグリーンウオッシュであると思っている。
 偽の温暖化防止をあぶり出すための、ちゃんとした国際評価団体が必要だとも思う。


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