SSブログ

悪意を撒き散らすひろゆき発言への危機感 [政治・時事]

 ひろゆき氏は10月3日から、沖縄の辺野古基地建設反対運動で行われている建設資材の搬入を阻止するための座り込み行動に対して、工事車両が来ないときは座り込んでないのだから、これは座り込み運動ではないという揶揄を続けている。
 また10月末、渋谷区美竹公園で起きた行政によるホームレス排除事件に対して、ひろゆき氏は区に抗議している人は自分の家にホームレスを泊めればいいという内容の揶揄を行った。
 10月に投稿されたひろゆき氏の一連の発言に共通しているのは、多数派にとって目障りで、お荷物とみなされているような対象を、悪意をもって踏み付けるという意志に他ならない。

 ひろゆき氏の一連の悪意は、Twitterで多くのRTや「いいね!」を集めており、多くの人々に支持されている。
 マイノリティからの告発や、人権問題は社会全体の責任で解決すべきであるという「正論」から自由になりたい者がいる。
 ひろゆき氏の尻馬に乗ることは、社会的な責任を回避するための極めて低カロリーな方法なのだ。
 
 ひろゆき氏の沖縄基地座り込み問題 
 https://www.youtube.com/watch?v=_6sm1nKHoOQ

 ひろゆき氏 胃瘻に関する書き込み
 ひろゆき_胃瘻問題.JPG

************************

fujisakisann.JPG

 藤崎剛人さんと言う、埼玉興行大学非常勤講師の方が、ニューズウイーク日本語版に寄稿された記事みたいです。

 https://researchmap.jp/mfujisaki

 しかし、この方の書き込みもなんだか偏っている気もしますし、何より「言論の自由」を侵害しているようにも読めます。
 我々の世界では、誰でも自分の意見を発することは許されるべきで、その内容があまりに過激とか、人権や人名に関することがあれば、世論や他の人達の創意にて消え去り、淘汰されるべきだと、私は考えます。
 「ひろゆき氏の意見は何時も過激だから注意しろ、なんとかしろ」という、言論封鎖にしか読めない。

 特に沖縄座り込み事件では、ある意味でこの件に関する真実はどうなのかとの問いかけが、ひろゆき氏によって行われた訳で、私はそれなりに評価しています。
 沢山の人達がこの件について議論したのは、良いことだと思います。
 この件を始めた悪者として、ひろゆき氏を揶揄したり言論封鎖を考えるべきではないでしょう。
 もし、ひろゆき氏の主張が間違っていれば、正面から論破すべきで、ニューズウイーク等に寄稿して攻撃するのは、立場を利用していてとてもアンフェアーに思えます。
 ある意味、大学の非常勤講師という立場を利用したように感じます。

 老人の胃ろうの保険適用の件に関しても、今の日本の健康保険の財政は危機的状況にありますが、もっと保険適用を拡大して欲しい病気や、これは保険適用は意味ないだろうなんて病気もあります。
 健康保険については、生きる国や時代の考え方によって大きく変わることです。
 この県に関しても、若者を始め我々高齢者も今まであまり議論をして来なかったけど、今回のひろゆき氏の書き込みで、色々と考える切っ掛けに成ったと思います。
 もし反対の意見が有るなら、これも正論によって同じ壇上で論破すべきでしょうし、私は物事を皆で話し合うという、インターネットの良い使い方だと思います。
 「悪意を撒き散らすひろゆき発言」という寄稿文は一般個人への攻撃に違いなく、ニューズウイーク寄稿文としては適切ではないと思います。


 
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。