安保理、北朝鮮ミサイルに一致の声明出せず 米国と中ロの対立固定化

　朝日新聞デジタル
　https://www.asahi.com/articles/ASQC52PDCQC5UHBI002.html
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　国連安全保障理事会は4日、北朝鮮による度重なるミサイル発射を受け、緊急の公開会合を開いた。
　中国、ロシアが北朝鮮擁護に回ったため一致した声明は出せず「非常任理事国10カ国」「日米韓など有志12カ国」の枠組みで非難の共同声明を示すにとどまった。

　「今年に入り、北朝鮮が放った弾道ミサイルは59発」、米国のトーマスグリーンフィールド国連大使が示した数字に、各国からは北朝鮮の行動を非難する言葉が続いた。
　
　しかし、中国は、「米国は一方的に緊張と対立をあおることをやめるよう求める」と主張。
　ロシアも、「情勢悪化の原因は制裁と圧力と武力によって北朝鮮に一方的な軍縮を強要する米国」にあると主張した上で、人道的な決議案の検討も促した。

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　現在の北朝鮮に対して、中露が主張した「人道的な決議案」ってどういうことなのだろうと疑問しか無い。
　国内では、飢餓をもたらし、国外には危険な麻薬の拡散やサイバー攻撃、お金の搾取、そして犯罪国家への武器の販売等、人道に全く反する行為を繰り替えず北朝鮮に対し、人道的な決議案とは片腹痛い。
　ロシア、北朝鮮、中国の政府は、自国内でも人道的に反する政治を行っているのに。

　既に今の国連は名ばかりとなって、機能不全に陥っている。
　決議案は全く決められないし、その賛否に対し一部の大国だけが大きな力を持っている、
　今の「常任事理制度」は、世界にとって不幸でしかない制度である。

　外務省では国連改革を進めているが、はっきり言って不十分。
　まず、常任理事国制度の廃止が必要で、国連も民主主義に従った制度にしてもらいたい。


　参考：　外務省のホームページ
　国連改革
　https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/un_kaikaku/index.html

　参考；日経ビジネス　ロシアの暴走止められない？
　国連・安保理について知りたい10のこと
　https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00210/030200042/