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最近、コーヒーが旨くなったと思うのは何故? [珈琲自宅焙煎]

 コーヒー抽出には、後かたづけがちょっと面倒でも、コーヒーサイフォンを使っています。
 豆は一般的な「コロンビア」や「ガテマラ」で、焙煎は中くらい。

 我が家のサイフォンは、電動式でON/OFFだけが可能ですから、細かい温度管理が出来ません。

ツインバードサイフォン.JPG

 最近までは、湯温が上がりすぎるのを嫌って、ある程度温まったら電源を切り、加熱部である厚いアルミ材の予熱だけで抽出を行っていました。
 電源を切るタイミングを何度も変えてみて、湯の温度を様々にコントロールしても、何故か雑味が消えません。
 そこで思いきって湯温の上昇を無視し、しっかり沸騰させながらコーヒーの抽出を行ってみました。
 同時に、これまで使っていたステンレスのフィルターを止めて、コーノ式の黒いプラスチック製のフィルターに変更しました。
 何故フィルターを変更したかというと、沸騰泡が上がる時の泡の大きさが不均等なステンレス製より、泡の大きさが比較的均等で上昇時に素直に上がっていくほうが良い気がしました。
 また、抽出された湯がフィルターを通って落ちる時に、素直に落ちていくコーノ式が良いような気がしたからです。
 ちなみに、濾過紙は同じものを使っています。

 ステンレス製(コーノ式)
 ステンレスフィルタ.JPG

 変更後のプラ製

コーノ士気フィルタ.JPG

 結果としては、大正解だったようです。
 より風味が増して、逆に雑味が減ってとても美味しくなった気がします。
 何故?

 仕上がり時のサイフォンを見直してみると、上部のグラスに細かい泡が今までよりも多く張り付き、綺麗に一周しています。

 ここでもう一度考えてみると、温度が高い湯の方が、当然ながら抽出時にはより多くの風味が得られそうです。
 雑味もそれにともなって多く出てくるはずですが、サイフォンの場合は雑味は上部のグラスに張り付く泡にキャッチされると聞いたことがあります。
 きっと抽出時の細かい泡が、雑味を取り去ってくれた様です。

 お湯がフラスコに下がるときも、よりスムーズに濾過され落ちてゆくことも、味が素直になった事に関係しているかもしれません。
 コーヒーの抽出って、難しいものですね。



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