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「減塩で健康に」はウソである…医療界が隠す「塩分をたっぷり食べる日本人が長生き」という不都合な真実 [男の料理]

 プレジデントオンライン
 https://president.jp/articles/-/62928
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 減塩は健康にいいと言われている。本当なのか?医師の大脇幸志郎さんは「アジア人は減塩しても血圧が下がらないというデータがある。
 そもそも血圧が下がっても病気を予防する効果はあまりなく、高血圧者などを除くと、減塩にはほとんど効果がない」という――。

 世界保健機関(WHO)からも減塩をすすめるガイドラインが出ていますが、目標値はバラバラです。
  厚生労働省は成人男性で1日7.5g、女性で6.5gとしています(注1)。WHOの目標は5gです(注2)。
 アメリカのデューク大学のウォルター・ケンプナーという人がおおぜいの患者にやらせていた食事療法では、なんと0.35gでした。

 減塩をしても血圧は下がりません。血圧が下がらないので、病気を防ぐこともありません。
 ただし、少し例外があります。
 減塩の効果がないという事実は、血圧が高くない人についてのデータです。
 同じ調査で、すでに高血圧と診断された人は減塩をすると7mmHgくらい下がるという結果が出ているのです。

 もともと血圧が高くない人では、減塩をしても血圧は下がりません。
 対して、もともと高血圧の人では、減塩で血圧が少し下がります。

 世の中には高血圧ではない人のほうが多いのですから、大筋としてはまず「減塩をしても血圧は下がらない」というべきです。
 世の中では高血圧の診断という特殊な条件を断りもなく前提として、「減塩で血圧が下がります」といっているわけですが、そちらのほうが不正確です。

 血圧はつねに上がったり下がったりしているものです。
 同じ日に、血圧をただ2回つづけて測っても、5とか10とか違って出ることはよくあります。
 減塩の効果とされる幅は誤差のようなものなのです。

 血圧を下げなかった場合、1年あたり心筋梗塞や脳卒中になる人が3.2%いました。
 血圧を下げるとこれが2.6%に減りました。差は0.6%です。
 つまり、99.4%の人は血圧を下げても下げなくても同じだったのです。
 薬で下げてもたいした予防効果はないことがわかります。

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 きっとこの寄稿者は、大変健康な方なんでしょうね。
 この寄稿文をよく読むと、この方のマジックが見えてきます。
 >減塩の効果がないという事実は、血圧が高くない人についてのデータです>
 ここらへんが、怪しいですね。
 そりゃあ、健康で高血圧でないひとは、塩分を排除する機能が高いので、減塩しても効果はでないでしょうし、血管も柔軟なので、血圧は下がらない。
 と言うか、下がり過ぎると体の機能で保管するでしょうね。
 それが当たり前です。
 高血圧を持つ人は、身体自体が塩分を排出する機能が低いし、血管の壁も硬いので、減塩効果が出やすいのは当たり前です。
 当たり前のことを、何を偉そうに寄稿しているのか?この方本当に医師なんですよね。
 結果、世の中には高血圧を持つ人は少ないんだから、減塩が高血圧に効果があるというのは嘘と言う。
 バカじゃないのかね、この寄稿者は。
 高血圧じゃない人が塩分をたくさん取って生活した場合、先々でどのくらい高血圧になるリスクが有るのか、30年~40年もの長いスパンでデータを取って、エビデンスがはっきりしているなら良いですが、そんな事はどこにも書いてありません。
 こんなフェイク記事は、即刻削除すべきですね。

 
 実は私も毎朝ですが、弱い降圧剤を飲んでいます。
 高圧剤を飲む前は、毎日の血圧測定で高い時は150mhg以上の数値でしたが、なんとなく頭痛がしたり頭が重い時があり、その時に測定したら180~190mhg程度まで上がっていました。
 近くの内科で薬を処方してもらた薬の効果と思われますが、今は平静時に120~135mhg程度で落ち着いています。
 高いときで、160~170mhgですが、頭痛や頭が重いと感じることはなくなりました。

 薬の処方前と後で、生活習慣は変えていませんので、間違いなく薬の効果でしょう。

 この寄稿者の言うように、血圧は毎回違います。
 心臓の拍動数や、気温、精神状態でコロコ変わります。
 しかしながら180mhを超えてるなどの、そんな恐ろしいほどの高血圧はなくなりました。


 減塩に関して言うと、私の家庭は世間に比べると減塩は気がけて実行しています。
 減塩に成れてしまうと、市販のカレールー(ハウスバーモント)でも、塩辛く感じますので、できるだけ塩分の少なく感じるカレールーを使っています。
 市販の味噌汁やスープは、半分の量をお湯に溶かしても、塩辛く感じる製品もありますので、結構薄めて使っています。
 最近は、市販の味噌汁やスープは使わず、自分で作るようにしています。
 日本で売っている食品類は、相当に塩が使ってあるようです。

 しかしながら、頑張って減塩している感覚はありません。
 少しずつ減塩すると、人は塩を感じやすくなるので、全く不満はありません。
 塩分の摂取量が少ないアフリカの人達は、僅かな塩分でも相当に塩を感じるらしいですし、あの暑い国でも、ほんの僅かな塩分で健康でいられるそうです。
 

 最近は減塩効果に対して、否定的だったり肯定的だったりと、様々な意見があります。
 どちらを信じるかは別にして、自分ができるレベルの減塩を実施し、いくらかでも健康にプラスであれば、それで良いのではないでしょうか。
 この寄稿者は、私はあまり信用できない方と感じます。
 我が家はこんな記事は信用せず、でも無理はせず、できるレベルの減塩を実施しようと思います。
 過剰に塩味を刺激すると、味覚は段々馬鹿になっていきます。
 逆に少なくすると、鋭敏になりますので、減塩食品でも美味しく食べられます。
 わざわざ、塩分濃度の高い食事で、塩味だけの味覚で食事するより、他の味覚もちゃんと受け止められる食事が良いと思いますが、どうでしょう。
 それこそ、食べたいものを美味しく食べられる味覚を持つ為に、減塩すると思えばいいでしょう。
 こんなあやしい記事に踊らされて、わざわざ塩辛い食品を食べなくても。



 参考: わずか1.4gで脳卒中&心臓病の死亡率が激減!
 https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1109.html

 2014年、世界的な医学雑誌「BMJ Open」で関係者に衝撃を与える研究が発表されました。
 イギリスでは2003年頃から、産官学一体となった強力な減塩キャンペーンが行われ、その結果、2011年までの8年間でイギリス国民全体の食塩摂取量は1日あたり9.5gから8.1gに減少しました。
 つまり1.4gの減塩を8年かけて達成した計算です。
 小さじ1杯の塩がおよそ6gなので、1.4gというと小さじ1/4程度にすぎませんが、そんなわずかな減塩がもたらした健康効果は研究者も驚くほどのものでした。


イギリスにおける減塩効果.JPG

 最高血圧は2.7mmHg減少、最低血圧は1.1mmHg減少。これもわずかな変化に思えますが、そんな事はありません。高血圧を引き金とする病気に「脳卒中」と「虚血性心疾患(※心筋梗塞や狭心症などの総称)」がありますが、その死亡率を調べたところ、なんと40%以上も減少していたのです。1日あたり1.4gほどの減塩であっても、高血圧を改善するだけでなく、命に関わる病気を防ぐことができる事が、このイギリスの取り組みによって明らかになったのです。

 
 

 
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