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「犬を殺せば賞金」「公園散歩は犯罪」、イスラム教で嫌われる犬たち [政治・時事]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/iiyama/2022/12/post-35.php
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イスラム犬嫌い.jpg

 「犬を殺した者には賞金を与えよう。1匹につき20シェケル(約800円)だ」
 パレスチナ自治区ヨルダン川西岸ヘブロンのタイシル・アブ・スネイネ市長が11月2日、地元ラジオ局とのインタビューでこう述べると、犬が殺されたり虐待されたりする様子を収めた写真や動画がSNSで広く共有された。
 これを非難する声が強まると、アブ・スネイネ市長は「いい考えだと思っただけ」「冗談」などと釈明した。

 イスラム教には、預言者ムハンマドが「狩猟や放牧に使われる犬を除き、全ての犬を殺すように命じた」とか「犬を飼う者は、農耕や放牧のための犬を除き、日々の善行から一部を差し引かれる」「天使は犬のいる家に入ることはない」、あるいは黒い犬について「悪魔だ」と言ったなど、犬についての伝承(ハディース)が数多くある。

 ハディースはイスラム法において、啓典『コーラン』に次ぐ権威を認められている。
 「犬を殺した者に賞金」という発言が、単なる冗談では済まされない背景がイスラム世界にはある。
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 イスラム教って、一部の過激派が問題なだけで、そんなに悪いものではないと思っていました。
 しかし、結構呆れる様な教えが有るんですね。
 宗教ってその国の文化そのものなので別に避難する気も有りませんが、このニュースを見て、イスラム教に対する価値観は変わりました。

 参考: イスラム教のハディース(預言者ムハンマドの言行録)という書物によれば、特に犬の唾液は忌むべきものとされ、もし触ってしまったら7回洗浄しろという教えがあるほどです。
 「犬が食べたり飲んだりした椀は、七回洗ったあと砂でこすって清めてからでなければ、人間は使えない」などと徹底しています。
 このような扱いを受けるようになった原因は諸説あり、「これ!」というものはわかっていません。
 メジャーどころは、(1)キリスト教、イスラム教成立当時の犬はオオカミに近く、獰猛さから危険視されていたというものと、(2)野良犬が残飯やくず、ときには屍体までも食料とした、(3)狂犬病その他のさまざまな病気を運んできた、等など。


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