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隅田川の屋形船に使用 バイオ燃料「サステオ」が秘める環境負荷軽減の可能性 [電気自動車の闇]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/12/post-100360.php
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 東京都は「ゼロエミッション東京」推進の一環として、2022年9月6日から3週間程度、次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」の製造・販売を手がける株式会社ユーグレナと屋形船東京都協同組合の協力のもと、隅田川で「サステオ」を使用した屋形船を運航した。

 従来型のバイオ燃料は通常のディーゼル燃料とよく似た特徴をもつが、分子構造が異なっているため、市販の軽油に5%まで混合する使用方法しか許可されていなかった。
 しかし、次世代バイオディーゼル燃料は通常の軽油と同じ分子構造であり、国内の軽油規格に準拠しているため、含有率100%でも使用できる。

 燃焼させればCO₂が排出されるが、食用油の原料である植物やユーグレナが成長過程で光合成する際に大気中のCO₂を吸収するため、実質的な排出量はゼロとなる。

 2022年11月時点で「サステオ」を採用した企業や団体は60以上あり、バス、船、航空機など、様々な交通機関で活用されている。
 環境負荷軽減に貢献するバイオ燃料の、さらなる広がりに期待したい。

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 欧米の電気自動車一色の考え方には、どうも納得がいきません。
 日本ならではの、もっと緩やかな考え方が、本当の環境対策になると思っています。
 ブルームバーグは、つぎのグラフのように電気自動車が普及するだろうと予測していますが、個人的には全くありえないと考えます。

denkijidousya.JPG

 参考:テスラ株、年初来で55%下落-バリュエーションは過去最低水準に
 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-13/RMUB88T0AFB701

 米テスラの株価が少なくとも一つの指標で過去最も割安な水準となっている。
 中国での電気自動車(EV)需要後退や、買収したツイッターの経営で多忙を極めるイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の注意散漫など、テスラを巡る課題は山積みだ。

 参考:中国「新エネルギー車」市場、急拡大に変調の兆し
 https://toyokeizai.net/articles/-/633944

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 米国政府は、リチュウム鉱山の開発に相当な額を投資するようですが、どうなんでしょうね。
 リチュウム電池には、沢山の危険な物質が必要ですし、それらの採掘による自然破壊が既に現実と成っているようです。

危険なリチュウム電池.JPG
 
 参考;国内生産実現と早期普及、双方をにらんで政策展開(米国、カナダ)
 https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/special/2022/1001/ea6a402d4159b9ec.html

 
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