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電気自動車(EV)が普及しない課題・デメリット [電気自動車の闇]

 チューリッヒ保険会社
 https://www.zurich.co.jp/car/useful/column/mj-okazaki/04/
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 2040年までにガソリン車とディーゼル車の販売を禁止するという方針を打ち出したフランスは世界でもっとも原子力発電比率が高い国です。
 ドイツは、ディーゼルエンジンの進化に限界が見えつつあること、また得意とする高性能高級車ビジネスを温存しつつ、厳しさを増す燃費規制をクリアするには電気自動車が欠かせないと考えているようです。
 いずれにせよ、各国の動向を見ていると今後電気自動車が徐々に増えていくのは間違いないでしょう。

 日本での急速な「EVシフト」にはいくつかの懸念事項が伴います。
 現状でも休日になると発生している急速充電器の充電待ちがますます増えます。
 電気自動車のバッテリーを満たすのに必要とされる電力確保も大きな課題です。
 一般的な家庭の消費電力量は1日あたり10kWh程度。
 つまり、リーフのバッテリーを空の状態から満充電するには、一般家庭が使う電力の3~4日分が必要になる。
 電気自動車を自宅で充電をするのは基本的に電力供給に余裕のある夜間ですから、真夏の日中電力ピークとは時間的にずれますが、それでも大量の電気自動車が同時に充電をしたら大量の電力が必要になります。
 ましてや6,000万台に達する日本の乗用車がすべて電気自動車に置き換わったとしたら、供給サイドの強化は必要不可欠です。

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 日本では、大型の電気自動車は普及しないでしょう。
 まず、必要性がないですし、高価です。
 長距離移動は、エコな新幹線や鉄道で移動すれば良いので、近距離用EVで十分です。
 200km程度の航続距離で十分です。

 必要なら旅行先でEVを借用すれば良い。
 日本人はEVを受け入れるなら、個人の車両保有前提という意識を変える必要があります。
 先日の報道番組で、新型のメルセデス製の電気自動車を紹介していました。
 価格は2400万だそうです。
 思わず、「アホか!お前ら」と思ってしまいました。
 そんな車には、我々の血税から補助金を出してほしくないです。

 トヨタの電気自動車も、とても高価です。
 現在はリース専用と成っているようですが、普通に考えて乗り出し価格は700万くらいになるでしょう。
 いくら補助金があるとしても、こんな車両が普及するとは思えません。

 トヨタ電気自動車の価格.JPG

 日産サクラだって、軽車なのに250万~310万ですから、乗り出しは350万くらいです。

サクラの価格.JPG

 スズキのワゴン車だったら、ハイブリッドのターボ車でも180万くらいですし、ノーマルなら150万くらいで買えます。

SUZUKI ハイブリッドターボ.JPG

 ああ、電気自動車とそのユーザーに言ってやりたい。、「税金の無駄使い野郎どもめ!」と。


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