授業で「反戦」の絵を描いたロシアの6年生を教師が通報...父親は逮捕、本人は孤児院へ

　ニューズウイーク日本語版
　https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/03/6-131.php
*******************************
　逮捕されたのは、ロシア西部トゥーラ州で鳥の飼育業を営むアレクセイ・モスカレフ氏だ。
　彼はロシア連邦捜査委員会に移送され、以降は独房に留置されている。
　当局はモスカレフの家の家宅捜索を行い、彼の所持金を全て押収した。

　彼の娘マーシャは小学6年生だった昨年4月、美術の授業中に反戦をテーマにした絵を描き、これを見た教師が警察に通報した。
　教師が生徒たちに指示していたのは、ウクライナに軍事侵攻を行っているロシア軍を「支持する」絵を描くことだった。

　

***************************
　絵を見ると、ウクライナの国旗らしきものが描かれている。
　文字は読めないが、記事によると「ウクライナに栄光を」と書かれているらしい。
　彼女は、自分が描いた絵や文字によって父親が逮捕され、厳しい罰を与えられたことを、一生涯において悲しみ、苦しむのだろう事がとても可愛そうでならない。

　日本人は平和ボケしているから、専制政治の恐ろしさを理解できない。
　実は日本も、戦時中は同じ様な状況だったのだ。
　この様な事例は、中国やロシア等の専制国家では普通に有ることなのだ。

　戦中標語（日本）　https://www.benricho.org/Unchiku/Calendar_Himekuri/senjihyogo-ichiran.html