発注していたウーハーボックスが届きました。

　久々のオーディオネタです。

　 栃木県日光市藤原の「山越木工房」さんへ外注していた、「FOSTEX W300－A2」用のウーハーボックスの完成品が届きました。
　流石にプロの仕上がりで、表面の光沢はピカピカです。









　ウーハーの取り付け穴もピッタリで、バッフルを2枚重ねにして落とし込んだところも、きれいに仕上がっています。
　材質は「ロシアンバーチ」の21ｍｍを使い、全面バッフルの総厚みは42ｍｍとして最も面剛性を高くしております。
　その他の面には、長手方向の振動を抑える様に梁をレイアウトしましたので、総合的なエンクロージャー剛性はとても高くなっている感じです。
　どの面でも、軽く手の指で叩いた時、カツカツと硬そうな音が頼もしいです。

　所で、ウーハーを取付面に合わせてみた所、W300A2付属のガスケットのボルト通し穴の位置がなにやらおかしい？？？。
　このウーハーは8箇所で固定するよう成っていますが、ガスケットにはなぜか4個しか穴がありません。

　

　しかもですよ、ガスケットの穴をウーハーの穴に合わせてみると、ガスケットのジョイント部分が取付穴の位置とバッティングしています。
　ジョイント部に穴を開けるわけには行きませんね。

　

　「なんだこの設計は？」と、FOSTEXの設計を疑う仕上がり。

　折角穴が4個開いていても、結局この穴は使えません。
　いっそ、穴なしのガスケットにしてくれたほううが親切でしょう。
　型紙を制作し、改めて8個の穴を開ける必要があるようです。

　FOSTEXのユニットを買った時、以前にも困った事例がありました。
　限定スピーカーの「 FE138ES-R」を買った時のことですが、そのユニットはコーン紙の特殊リブの組付け角度が左右で大きくずれていたことが有りました。　
　FOSTEXさんに問い合わせたら、性能には問題ありませんと、簡単に言われたことがあります。
　4万円/個のスピーカーユニットですよ、ちゃんと製品管理してくださいと言いたかったですね。

　全く、FOSTEXさん、しっかりしてよ。